2004年パラグライディング日本選手権in尾神岳
ー 参戦Report ー


9月22・23日
22日19時30分NASAにて、GOI-chan&コレ夫合流。ファミレスにて夕飯、一路尾神へ移動開始。

NASAを出てR50をひたすらに西へ

GOI-chanのワンドラで2時ごろ到着。公民館の土間でビールを飲み就寝。

23日朝起きると雨上がりの曇り。雲底はめちゃ低い。
今日はこれでキャンセルなんだろうと思いながら、
朝7時、大会本部へ行き、機体検査。
大会受け付け、GPSダウンロード完了。

機体検査風景 大会開会式

8時より大会開会式。10時30分TO集合ということなので、
我々Team Gの3人は、GOI-chan号でTOに上がる。雲底は明らかにTOより低い。

朝一のTO 雲底低い!! ウェイティング ひたすら、ウェイテッィング

11時30分頃お弁当が配られ、薄日の射す中Lunch Time。
その後天候はどんどん回復するものの、
風はフォローのまま、風が南よりにふれた合間をみて、ダミーが3〜4機出るも3時頃キャンセルの指示が出た。
フォローを背負って取り敢えずLDに行く人、マイクロバスで降りる人、いろいろだったけれど、

風呂での
GOI-chan
サービスカット!!
夜は懇親会

私とGOI-chanはそそくさと、車で下山。そして風呂に直行。
18時より懇親会。なかなか盛り上がった!?

明日は飛べるのだろうか…?

9月24日
宿泊している部屋に朝日が射しこみ目が醒めた。しかし既に風がが強い。
8時に遊ランド(大会本部)に行き、サインをする。
しかし、10時までウェイティング。その後TOに上がるも、風は昨日に引き続きドフォロー。

朝一のTO 風はフォローウェイティング 風はこの後、ガストで
10m/sを超えた

カイトを上げる人、立ち上げの練習をする人、
そして、NEMETONを立ち上げるディーラーの人は、遥か彼方に飛ばされていた。
再びTOでウダウダと過ごす。11時30分お弁当とお茶が配られ、日陰でLunch Time。
風はどんどん強くなり、時よりガストで10m/sを超えるようになってきた。
15時頃には北西風が入って来るという予報もあったが、
そのまま14時、オーガナイザーより、キャンセルが宣誓された。
その後、街まで車で行く途中、確かに西風が入ってきたようだったが、前線の接近にともなう物で、
その後すぐに、雨が降りだした。
大潟町健康スポーツプラザ 鵜の浜人魚館という温泉に入る。
ここは松越しに日本海を望みながら、温泉に入る事が出来、新しくてなかなかよい施設だった。
小さいタオルと、バスタオルを貸してくれて500円。値段もリーズナブルだ。

チラシ寿司はなかなかのボリューム 夕食風景

夕飯は、気取らない割烹で私はチラシ寿司を食べる。
その後少々ビリヤードをし、宿に戻る。
本日終了。

この雨はいつまで降るのだろう…?

9月25日
明け方はサンダーストームにみまわれ、雷鳴で目が醒めるほどの悪天候。
当然、7時30分に起きた時には、津々と雨が降っている。
誰もが、今日はTASKキャンセルだと思っただろう。
取り敢えず、チェックを済ませると、11時までウェイティングの指示。
11時ってなんだよ!?と思っていると、
その時間にならないと、お弁当が配れないという。…なるほど。
11時弁当が配られ、キャンセルと思いきや、なんとTOに上がる指示が出る。

朝一のTO Taskブリーフィング

TOに上がりしばらくすると約20kmのTASKが発表された。
既にダミーが数機飛んでおり、TO+数十メートルの雲底をFlightしている。

ダミーは次々とTO

12時40分ゲートが開くものの、すぐには誰もTOしない。
場所によっては、日が射しているところもあり、リフトを狙い少しずつTOしだした。
しかし、TOP OUTしたグライダーはほとんど無く、
女性Pilot3人を含む5人がTOした所で、ポツポツと雨が降りだし、
13時40分ゲートクローズ。そして、15時前にキャンセル決定。
これで、二本選手権にならない事が決定。
…大変残念。

その後は、昨日と違う温泉に行き、
夕飯は、SUSHI Train(回転寿司)。昨日に引き続き海鮮三昧。

明日は飛べるのだろうか?
零本選手権になりませんように!!

9月26日
いつものように8時チェックイン。空は曇り空。
9時前にTOに上がる。TOの風は穏やか。
もちろんTOするには問題無いけれど、このままではTaskは出来なさそう。

朝一のTO Taskブリーフィング そして再びウェイティング

しかし、今日は早めにTaskが発表され、ゲートも10時半に開いた。
ダミーを含め、少しずつTOする選手もいるけれど、
TOエリアは極めて、リラックスムードのまま。
配られたお弁当を食べ、引き続きウェイティング。
TOの風は強くは無いものの、時よりフォローが入りだし、
しばしばゲートが閉じられる。
しかし、引き続き、天候の急激な回復を信じてウェイティング。
なんだか、来るはずの無い憧れの彼女を待っている時のような、切ない気分だ。

3機目のEdel AceがTO
さあ、グライド勝負の
チキンレースの開始

13時過ぎ、Taskはキャンセルされていないのにもかかわらず、
Taskを無視したグライド勝負のチキンレースが始まってしまった。
この時、TOは今までに無い盛り上がりを見せた。
始めは、Airwave Magic FR、Windteck Tactic、Edel Aceの順でTO。
3機はターンをせず、グングンとグライド。
続いて、Wings of Change Nemetonがフロントから立ち上げるも、Pilotは顔からスタチン。
そのあとGin Glider Boomerang comp.がフォローの風の中なんとかTO。
その後は、Advance Omega 6がセットアップするものの、フォローが強まり、このレースもここで終了。
そして、当然まだTaskがキャンセルされていないのに、どのPilotも帰り支度を始める。
…とその瞬間、Apco KearaがTOしグライド勝負のチキンレースに参加。
 結果は、現場に居た人に聞いてみてください!!。

後はシンプルな閉会式が行われ、
2004パラグライディング日本選手権の幕は閉じた。

閉会式風景

結局、今年は零本選手権になってしまい、全く成績がつかず。
本当に残念な結果になってしまった。
個人的には、日本を代表するコンペティター達と一緒にFlight出来る事を、
楽しみにしていたのだが、それも叶わなかった。
1ヶ月ほど待ち、やっと納品されたOMEGA 6の性能を試す事も出来なかった。

しかし、初日の懇親会、毎日の昼食、それに風呂、おまけに2kgの新米、
全てが付いて、エントリーフィーが無料。
宿泊場所も1泊1000円の公民館に泊まることが出来たし、なかなか経済的だった。

往復ともにGOI-chanのワンドラのお世話になってしまった。お疲れ様でした。
そして本当に有難う御座いました。


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