NZ Life in Queenstown |
- January 2004 - |
1月1日 |
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いよいよ、2004年の始まりだ。 朝は風が弱いものの、 Wakatip湖は朝から |
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ローターくさい雲 |
しばらくすると、Corronetにもその風が入って来て、ビュービューに・・・。
とりあえず、のんびり過ごすNZの正月。
1月2日
朝起きると、鈍曇りの天気。時より霧雨のような雨が降っている。
みんな諦めは早く、早々にアクテビティに散っていった。
朝ダウンタウンに行き、用を足していると、
何と、Skyline Complexから、Paraが飛んでいるでは有りませんか。確かに風は弱い。
慌ててCorronet Peakに帰ると、パラフィールドから来たカップルの方々がフライトしていた。
鈍曇りのCorronet Peak |
簡単に昼ご飯を済ませ、米さんとTOに上がる。
どん曇なのだけれど、少し斜面に日射がある分だけ、サーマルが上がってくる。
TOより少しゲインしたけれど、ほぼブットビ!でも飛べてよかった。
Crown Range TO |
今日はこれで終了・・・と思っていると、Crown
Rangeに風が入りだしたと言うので行ってみる。
リッジをとるには風が弱い気がしたのだが、
TOしてみると意外に、そして簡単に150mほどゲイン。
のんびりお気楽リッジフライト。
夕方は太田さん米光さん江口さんと、
Queenstownのチャイニーズレストランで、お別れパーティー。
1月3日 |
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いよいよ、今日はTOMOと合流予定。 定刻より若干早く、 |
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Flight Parkで知り合った方々 |
Flight ParkをCheck
outした後、Crown Rangeに行ってみたのだが、風が強くFlight断念。
今日から、Wanakaの大会まで、再びQueenstownのBackpackrsに泊まる予定だ。
1月4日 |
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朝は曇天。 風が強くなったり、 弱くなったり、微妙だ。 とりあえず、Corrnet PeakのTOに上がってみる。 イギリスのジャッキーサンダーソンが、 セミナーを開いていたが、 やはり風が強く、飛ばず終い。 |
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ジャッキーサンダーソンと |
ワイナリーGibbston Valley | パットゴルフ |
下山後、Gibbston
Valleyに行って、ワインテイスティングをし、
その後は、Queenstwon屋内Putt Golfをする事に。
最初は馬鹿にしていたが、やってみると結構面白かった。
1月5日
Wakatip湖は、朝からホワイトキャップが立っていた。
ゆっくり朝食を取っていると、少し風が落ちたような気がしたので、
一旦Corronetに行ってみようと、話した瞬間雨が降り出した。
即、予定変更。Net
Cafeに行き、オーストラリアでの電車と、Sydneyの宿を予約。
backpackersはかなり適当に決めたので、どうなることやら・・・、ちょっと不安。
急に晴れたり、雨が降ったりのChangeableなコンディション。
今日のアクティビティは、T.S.S.EARNSLAWという蒸気船で小旅行。
船に乗ってからは、日が射してきた!さすが晴れ男!
T.S.S.EARNSLAW号 | 船と一緒に飛ぶカモメ |
T.S.S.EARNSLAW号Walter Peakに到着 |
日が射してきた | Walter Peakにはこんな動物達が・・・ |
T.S.S.EARNSLAW号は蒸気船 こうして石炭をくべている |
この蒸気船は1912年以来メンテを繰り返し、同じ性能を保ち続けて居るらしい。
石炭をくべている姿はは、感動的だ。
この国は古いものを大切にするのだ。
Wakatip湖からみたQeenstown |
夜は、元おおさの関口さんとディナー。ワインが美味しかった。
いろいろ本当にお世話になりました。
関口さんと |
1月6日
朝起きると鈍曇り。しかし風が無い。
こんな日はSkyline Complexという事で、午前中に1本Queenstownの上空をFlight。
LD直前でパラパラと雨が降り出す。
Queenstown上空 |
慌ててLD脇の木の下で雨宿り。20分も経たないうちに天気は回復。
すしハットと呼ばれるスタンドでLunch Boxを買い、レイクサイドでカモメと一緒にLunch。
天気が安定してきたので、Corronet Peakに直行!1本目は曇りの中ほぼブットビ!
Corronet Peak TO |
しかし、2本目を飛んだTOMOは簡単にCorronet
PeakをTOP OUTし、1800mを越えたそうだ。
その後は、どこでも上がるオートマチックコンディションで、降りたくても降りれない状況に・・・。
TOMOの友達と夕飯 |
夜は、Queenstownに住むTOMOの友達2人と夕食。
1月7日
快晴!風も弱い!今日は11時にレンタカーを返さなければいけない。
街で少々買い物をし、レンタカーを返し、再びSkyline
Complexへ登る。
Tandemが数多く飛ぶ中少々ソアリングをしLD。天気が良いと気持ちいい!
その後はQueenstown
HillにあるBackpackersまでグライダーを担ぎ上げ、
再びダウンタウンへ戻る。ファーグバーガーとコーヒーを買い、レイクサイドで昼食。
カモメにもフライドポテトをおすそ分け。
1月8日
今日はNZ Nationalsに参加する為、バスでWanakaに移動。
沢山の荷物とクロックタワー前でバス待ち |
バスはChiristchurch行き。定刻の9時に出発。
乗用車なら、近道を通って1時間なのだが、バスだと別のルートを通り、1時間半。
予定どおり10時30分Wanaka到着。
Purple CowというBackpackers |
とりあえず、大会中の宿になるPurple
CowというBackpackersにCheck in。
ここは元々Motelだったらしく、各部屋にサニタリーが付いていて、Backpackersの割に快適だ。
予約が早かったせいか、レイクサイドの一番景色の良い部屋を割り当ててもらえた。
その後、HQの確認と街の様子を見る為に、とぼとぼと歩いていると、
Flight Parkで出会った、嶋田さんとみどりちゃんに遭遇。夕方6時半から大会Check
inが有るとの事。
そんな事全然知らなかった。こんなんで本当に大丈夫かなぁ・・・。
今回NZ Nationalsに出場する日本人は、我々2人と嶋田さんの3人だけだ。
6時半HQにてCheck in。誓約書にサインし、地図等をもらい、GPSにターンポイントをダウンロード。
オーガナイザーによると、明日の競技は十中八九出来ないらしい。
NZ Nationals 2004 |
ー 参戦Reportー |
1月9日
いよいよ、今日からNZ
Nationalsだ。
天候は案の定不安定。30分から1時間おきに、晴れと雨が入れ替わる。
一応8時半にHQに行く。大会の諸注意を受け、タスクコミッティーの選出を行う。
明日朝のブリーフィングは9時。
オーガナイザーに個人的に明日はどう?と聞いたら、May
be,may be noって言っていた。
みどりちゃん、嶋田さん | Wanakaの美味しいパン屋さん |
Backpackersに戻って来たのはちょうどお昼。
昼ご飯を食べ、Backpackersにあるビリヤードで、時間を過ごす。
その後少し晴れてきたので、Wanakaの町を散策。
美味しいパン屋さんを見つけ、少々得した気分になった。
パンをスズメにおすそ分け。こっちのスズメは人懐っこい。 |
なんだか、下痢が止まらず。30分おきにトイレへ駆け込む。
こんな状況でTaskが組まれなくて良かった。
1月10日
今日も風が強く大会はキャンセル!
Wanaka湖畔でお茶をする。
HQでのブリーフィング |
バナナクリームパイ。 結構デカイ!! |
wanaka caravan park |
19時からは大会主催のBBQ。
小高い丘の上にあるオーガナイザーの個人宅で行われたBBQは、
フレンドリーな雰囲気で、なかなかいい感じだった。
でも、パブローバ(NZのただ甘いだけのケーキ)だけは、勘弁!?
あまり美味しくない!?
BBQ会場 | |
綺麗な夕焼けでした |
1月11日
朝起きると、いつもより風が弱め!?しかしWanaka湖の奥にはレンズ雲のような雲が・・・。
一応今日はグライダーを担いでHQに行ってみる事に。
HQでのブリーフィング |
Rob Roy氷河 |
HQに着くと、『NEXT
BRIEFING 12TH MONDAY 9:00AM』と書かれており、やっぱりかという感じ。
さすがに3日飛べないと、オーガナイザー側も気を使ったのか、Rob
Roy氷河のツアーの計画してくれた。
せっかくなので$10を払い参加してみた(後で知ったが通常$40以上するらしい・・・)。
Wanakaから車で約1時間。そこから往復約3時間半のトレッキング。
意外と低い標高なのに氷河を見ることが出来る。
休憩していると、時より遠くで氷河が崩れ落ちる音が聞こえてくる。
Kea | NZを象徴するシダ植物 |
そして、Kea(キーア)という山岳地帯に住むオウムのような鳥が、餌をねだって来る。
なかなか楽しいアクティビティだったが、普段トレッキングなんかしない私は少々疲れた。
今日はぐっすり眠れそうだ。
1月12日
今日はTOに上がるものの、やはり大会はキャンセル。
・・・なので、GPSを使った宝探しが開催。
こちらのGPSは、New Zealand Gridの座標系を使っており、ただでさえGPS不慣れな私は、
座標を読むのに一苦労。何もゲットできないまま、終了。
Treble CornよりWanaka湖を望む |
大の大人がGPSを片手にウロウロ… | ホーキーポーキーという名の |
1月13日(TOの周辺は左回り)
朝起きると、雲底は低く曇りぎみな空。しかし昨日までの風が嘘のように全くと言ってよい程無い。
9時にHQに集合早々にブリーフィングを済ませ、Treble
Cornへ移動。
Treble Cornのカフェに集合し、ターンポイントの訂正の説明があり、GPSを修正。
Taskブリーフィング | TO風景 |
12時30分過ぎにTaskブリーフィング開始。
S3−T3-T4-T3-G3、46kmのRace to Goal、Task1の開始だ。
途中は約10kmの山から山への谷(平野)越え、作戦によってはWanaka湖越え、平地へのフライト等、盛り沢山なTsakだ。
13時半ゲートオープン。しかし、様子見や日照待ちで、一斉にTOする事はなく、ポツポツとTOしだす。
私がTOしたのは、半分よりちょっと後ろ辺りだろうか・・・。
さほど、高度を稼がないまま、南南東の尾根沿いに流してゆく。
オフィシャルLD辺りで、低くなったが、
リフライトするのはどうしても嫌だという気持ちだけで、何とか上げなおし、
そして遂には尾根を階段の様に、駆け上がる事が出来た。
以前にもスイスのフィルストで、Kariと飛んだ時に似たような体験があり、その事を思い出した。
雲底までは届かなかったものの、ここから谷渡りの開始だ。
約10km、体をすぼめじっと我慢。シンクこそあるものの、リフトはほとんど無い。
谷(平地)越え開始。正面の尾根まで1グライド |
向かいの尾根のどこにつけるか、それが問題だ。
風はWanaka湖の方から、すなはち左から右へ吹いている。
ターンポイントは、左方向なので、あまり風に流されて右尾根に取り付いては、効率が悪い。
先行組みの位置を参考に尾根に取り付くものの、そこからは大リッジ大会だ。
1機、また1機と、尾根上に上がっていくのを見送り、気が付くと一人で低くなってしまった。
正直、ここで諦めた。と言うか諦めざるを得ない高度になってしまった。
もうこうなったら、少しでもT3に近いところに降ろすしかない。
斜面をスクラッチしながら、リッジで、湖岸沿いを進む。
この辺はほとんどおろすところが無い。・・・気まずい。
すると、Wanak湖から吹いてくる風が、少しずつ高い高度へ私を押し上げてくれる。
岩剥き出しの断崖絶壁をビビリながらスクラッチ。まだ諦めるのは早いみたい。
辛抱強く粘っていると、ようやく1198mの尾根をTOP
OUTした。
そのまま高度を稼ぎ、T3をゲット!!よくやった。
あの高さから、そしてあのコース取りで、よくここまで来た。
少し自分を誉めてあげたくなった。
尾根から上がるサーマルを引っ掛け高度2200m。
雲底まではもう少しだけれど、T4に向けてグライド開始。
T3を取った充実感を胸に抱き、美しいWanakaの街を見ながら、T4までは7km弱1グライド。
T4に向かってグライド中 | 右手には美しいWanakaの街 |
T4をゲットしたのはいいが、次の策が思い浮かばない。
日射は斜面に対して弱く、おまけに風はアゲインスト。
何度か、小さいサーマルを拾ったのだが、上げきる事が出来ず、
T3に戻る途中で羊の群れの脇にLD。
羊を追いやりながら、グライダーをたたみ、
回収道路に出ると、一発でフライヤーの車をヒッチハイクする事が出来、なんなくHQへ戻る。
帰着申告、GPSのレポートバックを終え本日終了。
レポートバックを終え、とりあえずビール。疲労困憊 !? |
大リッジ大会でお別れしたTOMOは、グライダーの大潰れをリカバーしながら、2度目のT3を取ってLDしたそうだ。
順位は未だ分からないけれど、今日は十分実力以上のとびが出来た。大満足!!
1月14日
Treble Cornのカフェに集合するものの、風はサイド。
HQでのブリーフィング | Treble Coneでのブリーフィング |
おまけに強くなる予報が出ていて、早々にキャンセル。
フリーフライトしていた人も居たが、我々はそのまま車で下山。
1月15日
夜のうちに小さな前線が通過したようだ。しかし朝カーテンを開けると快晴。しかも風は弱い。
今日は10時HQ集合。12時ブリーフィング。しかし山はすでに風が強い。
再び、GPSを使った宝探し。
2時30分にブリーフィングが延期されたのだが、その時間になる前にキャンセルが決定。
これで、7日目が終了。後1本でいいから飛びたい…。
Backpackersの窓を開けると 朝から天気は良いのだが・・・ |
やはり強風!! |
1月16日
今日は早々にTaskタスクが発表された。
今回は、Task1とは違い、少々早めにスタートを切る。しかし、上がらない。完全にスタックだ。
山の中腹まで上がるものの、そこからがなかなか上げられない。
この高度では、谷(平野)越えは不可能だと思っていたら、地元のPailotが前方の小山で上げだした。
目ざとくそれを見つけ、同じところでゲイン。
その後は、誰も前に出ようとしないので、切り込み隊長になってしまった。
しかしTask1の時より、高く前方の尾根に着く事が出来た。
TO風景 | 谷(平野)越え |
ここからは、Task1で多くの人が使ったルートは使えない。
なぜなら、今日は風が強くなることが予想されていて、そのルートはリーサイド側になる。
タスクブリーフィングの注意事項で、このルートを選択しないように注意されている。
となれば、前回Task1で私が使ったルートしかない。
このルートは一度経験しているので、心強い。
・・・と言う事で、予定どおりWanaka湖から吹き上げる風を捕まえに、北斜面に回り込む。
前回では考えられない程のグライダーの数が飛んでいる。
その中に昨年度NZチャンピオンのグランツを発見。
徹底マークを試みる。しかし時には私の方が高く、時には当然グランツの方が高い。
そして、私が油断したその隙にグランツは見事にTop
Outし、行ってしまった。
その後は、後続組と共に苦しみながら、じっと耐える。
追いついて来たTOMOは途中で、集中が切れたのか、そのままWanaka方面へ流していってしまった。
これ以上上がらないなら、やはりWanaka方面へ流していってしまうのが、正解だ。
仕方ない、Top Outは諦めようと思った。
しかし、どのタイミングで流してゆ行くかが問題だ。
間抜けな事に、どうするか迷っているうちに、何とTop
Out出来てしまった。
このまま迷わすトランジット開始。
ここからの選択肢は2つ。
一つは安全を考慮し、Wanaka湖の縁をFlight。Wanakaの町を通るルート。
二つ目は、ダイレクトにWanaka湖を渡りゴールへ進むコース。
もちろん安全を取り、Wanakaの街へ流そうと思っていた。
しかし、グライドパスを確認すると、何とかWanaka湖を渡れそうだ。
Wanaka湖越え開始 |
GPSのMapを頼りに、Wanaka湖越え開始。意外と滑空比が悪くない!
行け!! 心の中で叫びながらグライドさせる。
風向きは変わることなく、無事Wanaka湖は渡りきった。
もう一つサーマルを見つけなければ、ゴールまでは届かない。
定番のサーマルポイントらしいMt. Ironを目指したが、
先行しているグライダーがMt. Ironで全く上がっていない。
もう18時30分を過ぎている。無駄に高度ロスするのは、もったいない。
Wanaka湖を無事渡り切る | 右手にはWANAKAの街並 |
こうなったら、最後まで、出来るだけ距離を伸ばしてLDだ。
覚悟を決めグライド開始。
勿論、回収の事を考え、かつ安全に、川のそばのキャンピング場にLD。
ゴールまで、3.9kmもう1サーマルあれば・・・。
しかし、今日も頑張った!実力以上の飛びが出来たので大満足だ!
そして、今日もビールが美味いぞ!!
1月17日(TOの周辺は左回り)
HQにて昨日の成績が張り出されていた。
なんと10位。総合17位に浮上!!
知らないPilotからも、TOP10入りおめでとうと言う言葉をかけて貰った。正直言って嬉しい。
TO風景 Pub Corner |
泣いても笑っても、今日が最終日。朝のブリーフィングでは風が強くなる予報。
今日はキャンセルか!?と思いきや、11時強行にTask3がスタート。
S3-G3-T2の33.8km、Race to Goal。
未だ少し時間が早いせいか、 レベルキープがやっと。 谷(平野)渡りの準備中に、 前方でTOMOが低くなるのを見届けると、 今度はどんどん自分の高度がなくなって行く。 TOMOを含む3、4機のグライダーが、 低い位置から上げなおし、谷渡り開始。 しかし、私の方はさっぱり上がらないまま、 痺れを切らし、グライド開始。 前の小高い丘を狙うものの、 やはり上がらない。 悔しいけれどそのままLD。 完全に失敗。 |
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TOの見える草原にLD |
全く組み立てが上手く行かなかった。
この日は35位、スコアーをくずしてしまった。
しかし、回収途中の道路に、軒並みTOPランキングのPailot達が降りていた。
結果を聞いてみると、途中で予報通り風が強くなり、トップでも11km弱を飛べただけだったらしい。
表彰式と、さよならパーティーは、19時から行われた。
皆、シャワーを浴び気持ちも心もさっぱりしている様だ。
ビールやワインを飲み、だんだん気持ち良くなって来た。
いよいよ、表彰式。TOPから発表。順番に賞品を貰ってゆく。
17位Toshiya
Nakagawa!!と呼ばれた時は、 Task3は、全体の距離が伸びなかったため、 オークランドにすむユカさんが、 |
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日本人が活躍すると嬉しいと言ってくれた時は、私もメチャ嬉しかったよ!
彼女の旦那さんのルーベンは、オークランドでParaglderのスクールを経営している。
NZ北島で、飛びたい方は、ここに連絡をすればいいよ。
HPはこちら:http://www.wingsandwaves.co.nz
NZ Nationals 公式結果はこちら
・・・NZ Nationals 終了。
1月18日
とうとう、NZ Ntionalsが終わった。
充実感・・・。緊張からの開放・・・。再びリラックスした時間が流れ始めた。
朝8時30分のバスでWanakaを発つ、定刻どうり10時Queenstownに到着。
13時に予約しておいた、レンタカーを借りに行く。
早朝のWANAKAは 祭の後のように静まりかえる |
カモメも寒そう・・・ |
その後は、お世話になったTOMOの友人、私の学校の担任の先生やFlight Parkなどに挨拶回り。
夜はかこいさんと、ゴージャスママカレーのディナー。
かこいさんお手製のステーキはなかなか美味かった。
しかし、ちょっと飲みすぎた・・・。
1月19日
昨日は飲みすぎたけれど、早朝Queenstownを出発。
まずは、TeAnauが目的地。ここで土ボタルを見学。
Te Anau |
土ボタルは、蒼白く発光する虫の幼虫で、餌となる虫を誘き寄せる為に発光しており、
腹の減り具合で、発光の度合いが異なるらしい。
幻想的で綺麗だったが、成虫になると口は存在しなくなり、勿論食べる事はせず、
子孫を残す役目を終えると、死んでゆくだそうだ。
そんな話を聞くと、なんだか空しくなった。
Milford Soundへ行く途中の風景・・・NZっぽい風景 |
その後は、いよいよMilford SoundのOver Night Cruiseだ。
Milford Sound |
午後4時40分手荷物を預け、乗船チェックイン。
マフィンとウェルカムコーヒーを頂き、Over Night
Cruiseのガイダンスを受ける。
その後、鍵を渡され部屋に入ると、既に荷物は届いており、そこはホテルの様に快適な部屋だった。
ホテルのような客室 | オットセイのコロニー |
フィヨルドの中をクルーズし、オットセイのコロニーを見学。
キャプテンの居る艦橋にも簡単に入る事が出来、計器類も目の当りにする事が出来る。
その後、シーカヤックや小さなボートに乗り、水面の高さで波の無いフィヨルドを体験。
フィヨルドの中はいろいろな表情を見せる。Milford Sound 3連発!! ではどうぞ! |
この船でクルーズ | この小さい船に乗り換える |
小さいボートやカヤックに乗る |
滝に架かる虹 |
船は幾つもの滝に接近してみたり、盛り沢山な内容だった。
夜は、シャンペンを頂きながら、ゴージャスなディナー。
Milford Soundの天気は雨が多く、なかなか天候に恵まれないと聞いていたが、
晴れ男爆裂!静かなフィヨルドから、天の川を含む満点の星を見る事が出来た。
本日の走行距離約320km。
1月20日
朝一は3本マストに白い帆を張り、いよいよ外洋をクルーズ。
いち早くデッキに上がりキャプテンに挨拶。
外洋はやはり波が高い。再びフィヨルドに戻ると、イルカの大群に遭遇。
白い帆を張り、外洋をクルーズ開始 |
そのまま、フィヨルド内をクルーズし、Over
Night Cruise終了。
Bowen Failsという滝を散策し、いよいよドライブ開始。
Milford Soundを後にする |
夕方7時、約570kmのロングドライブを終え、Mount
Cookに到着。
雲底が低くMount CookのTopは見えず。
今夜はここMount
CookのYHAに一泊。
やはり、Backpackersとは少々雰囲気が違う気がする・・・。
なんだか少々落ち着かない。
1月21日
朝一で、Mt.Cookを見学しに散策。Mt.Cookに近寄るにつれ雲が取れてきた。
うーんMt.Cookはやはり綺麗だ。ここまで来てよかった。
Mt.Cookをバックに |
その後はエメラルド色の プカキ湖を見ながら、 少々ドライブ。 そして次は、Lake Tekapo。 |
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プカキ湖 |
善き羊飼いの教会 |
お昼は、ここでいくらサーモン丼$17を食す。 夕方、Chiristchurchに到着。再びかこいさんと合流。 そして、この夜かこいさんの泊まるAccomodationで、お風呂を頂く事に。 |
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かこいさんとLOVE LOVE |
1月22日
朝食はここのBPのオーナーが焼くパンをご馳走になった。
焼きたてのパンはやはり、美味しい!
朝パラパラと雨が降っていたが、なんとか天候回復。
10時30分にTaylors
Mistakeに飛びに行く。ここは、海沿いのリッジエリア。
たいていは、午後、南極からの冷たい風が強くなるので、午前中勝負のエリアみたい。
少々風が弱いかと思っていたが、最初にTOMOがTOし、なんなくリッジソアリングすることが出来た。
LDまでは車で行かなければならなかったので、
1台LDに置いておかなければいけないところだが、十分にTOP
OUT出来、
そしてTOP LD出来そうなので、かこちゃん共々皆で飛んでしまう事にした。
穏やかな、海沿いのリッジは、リラックスフライトだね。
斜面はなだらかなのだけれど、簡単にリッジが取れる。
雲底は低いけれど、気持がいい!
下の空き地がLD |
Taylors Mistake |
午後からは、かこいさんと分かれて、Kaikouraまでドライブ。
きょうのAccomodationはKaikouraのSunrise Rodge。
インターネットの予約が出来ず、TELのみの対応しかしてもらえず、
ちゃんと予約が出来ているのか、少々心配だったけれど、何の問題も無かった。
オーナーが少々お年を召した方なので、PCを導入していなかったようだ。
ここのBackpackersはBBSレートが高いことが物語るように、建物は2年くらいしか経っておらず、
設備も整っており、またクリーニングも綺麗で隅々までいき届いている。
そして、オーナーが気さくで、フレンドリーと言うのは、こういうのを言うのだろうと言った感じの人たちだ。
名前を聞かれ、その後は名前で呼んでくれる。こんなBackpackers始めてだ。
そして、キッチンには、オーナーが作った2種のケーキが置いてあり、自由に頂く事が出来る。
これもなかなかYumy!
そしてランドリーがただと言うからではないが、溜まった洗濯を片付け、オットセイのコロニーを見学しに行く。
オットセイのコロニー | 海沿いのレストラン |
Sashimi | カクテルサラダ |
夕方のコロニーは4頭のオットセイを見ることが出来た。
夕飯はシーフード。“Sashimi”を注文。
醤油で食べるJapanese Styleの“Sashimi”に外れ無し!!
本日の走行距離230km。
1月23日
今日は起床5時、5時半にイルカと泳ぐアクティビティに参加するためだ。
このKaikouraのSwim With Dolphinは大人気のアクティビティの一つで、
去年の11月に予約を入れ、やっとブッキング出来た。
朝Shopに行くと、マスク、シュノーケル、ウェットスーツ、フィンを貸してくれ、早々に着替え。
ガイダンスを受け、バスで約15分South Bayでクルーザーに乗り、イルカの居るPointまで40〜50分の航海。
ウェットを着ても寒い | イルカの群れ |
Swim With Dolphinを終え朝日の中しばしまどろむ | イルカの群れ |
合図と共に海に飛び込むと、もうそこは20〜30頭のイルカの群れの中。
自分の足の下で、3頭のイルカが渦を描くように泳いでいるのは、何だか不思議で、
そして年甲斐もなく、興奮してしまった。
泳いだ後はクルーザーに上がり、しばしイルカを観賞。何とクルーザーと一緒にイルカが泳いでくれるのだ。
躾けてあるようにみえるが、もちろんこれらのイルカは野生。
クルーザー | 海沿いのCafe |
Backpackersに帰ってきたのが朝の9時。シャワーを浴びてCheck Out。
車を走らせ、再び昨日行ったコロニーへ行くと、ペンギンは居るわ、オットセイは居るわ。
ここは動物達の天国 !!
その後Chiristchurchへ戻り、Chester St.Backpackersに泊。
1月24日
今日はChiristchurch
Gondolaへ。
ここもParagliderでFlight出来るのですが、風が強めなので、Flightせず。
ChiristchurchのGondola |
その後は、New Brightonを訪れる。ここは海岸沿いの町で、明るい印象、カイトサーフィンをする人々が居た。
New
Brighton海に突き出す桟橋 我ながら、足短いなぁ・・・ |
そして、私がNZに来てお気に入りのクッキー、Cookie
Timeの工場を見つけたので、そこのショップに行ってみる。
このCookie Timeは、世界最大のクッキーを焼いて、ギネスブックに載っているらしい。
Cookie Timeの工場 |
1月25日
朝ゆっくりBackpackersで食事をとり、11時にレンタカーを返し、Chiristshurchをぷらぷら歩いて散策。
日曜日のせいか大道芸人が居たり、市が出ていたり、
見ているだけでも、結構楽しめる。
リラックスな時間がゆっくりと流れる。
Chiristshurchをぷらぷら歩いて散策 |
夜は、Backpackersで慎ましやかに、NZ最後の夕食。
残りの食材はFree FoodsにしてBPの冷蔵庫において来た。
1月26日
4時に起床。今日いよいよNZを発つ。
4時半にタクシーを予約しておいたのだが、
NZでは何をするにもゆっくりで(一般的にはKiwi
Timeという)、こういう予約だけは少々心配。
しかし、Asian Kiwiのドライバーは時間どうりに我々を迎えに来てくれた。
荷物の多さに少々驚いたようだが、嫌な顔一つせず丁寧に荷物を積んでくれた。
7時ちょうど、NZ181便でNZを後にした。
今にして思えば、楽しいばかりのNZ Lifeだったなァ・・・。
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