2004年4月11日日曜日
−ASHIO XC CHALLENGE 2日目−

朝の空模様は、昨日の予報より明らかに良くない。
厚い雲に覆われ日射は弱い。
TOのゲートオープンは10時45分に延期された。
メテオブリーフィングでは、それほど良くないものの、そんなに悲観することも無いとの事、
予報通り少しずつ日射も出てきて、ソアラブルな状況になってきた。
しかし、このままでは昨日の記録を破るのは、ちょっと難しいかと思われた。

ブリーフィング風景

TOのタイミングも難しそうだが、とりあえず11時30分頃TO。
少々てこずるも何とかTOP OUT。
燕からは、かこちゃんとTeraの3人で高峰西の低い尾根前に付ける。
しかし、なかなか高度を稼ぐことが出来ない。
サーマルはバブル状で小さい。ぎりぎりの高さで尾根を越える。
しかし相変わらず高度が上がらず、厳しい時間帯が続く。
しかし、ここで道路沿いにサーマルを探しに行ったTeraがLD。
この時間帯はやはり、山側で粘っていた方が正解だったようだ。
しかし、かこちゃんはいち早く高度を稼ぐ。しまった!置いて行かれた。
後を追いかけたが、トランジットに入るタイミングも1テンポかこちゃんの方が早かった。
少々遅れた私は、かこちゃんが取ったコースより東側を北上する。
ここで再びサーマルに当たるものの、南東南の風に押し戻される。
ここも全くサーマルは弱く、ネバネバとセンタリングを続ける。
しかし、その後の1グライドで、かこちゃんもLD。
私の方はセンターリングし続け、北に流され始めていた。
気が付くと茂木の西側上空におり、ここでやっと雲底に到達。
そして再びグライド開始。

茂木の西側上空

烏山手前、約40km地点で前に居た集団に追いつく。
サーマルのトップに、伊澤さん、2番目に穴井さん、3番目に中目さん、4番目にTaro。
その下に潜り込むも、またもやなかなか上がらず苦しい展開。
上の2機は、そのサーマルを上げきり、トランジット開始。
下の3機は上げきれないまま、グライド開始。
そしてやはり相変わらず私は一番低い。

烏山の街以東は曇天域、すかさず西側の晴天域に進路を取った。
そこで、高度を上げられれば、烏山西側の小さな尾根を越え、
再び、那珂川沿い、または国道249号沿いを北上するプランを思い描いたのだが、
それまでの高度を使いきり、田んぼの中にLD。TOより約45km。
Taroもほぼ同じところに降りて来た。

そこに、我々が飛んでいたのを見ていたと言うモーターパラを積んだ車が近寄って来てくれた。
 丁寧に挨拶をし、我々二人はその方の車で烏山のベーシアというスーパーまで送くってもらった。
本当に助かった。
中目さんは烏山の東へ流し、我々とほぼ同じ距離にLDしたらしい?。
距離は大して伸びなかったが、今日は良くがんばったと思う。
晴天域を味方につければ、もっと飛べていたかもしれないが、
こればかりは、どうにもならない。
ASHIO XC CHALLENGE終了…。

公式結果はこちらから


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