ASHIO XC CHALLENGE 2008 Day2
2008年4月6日(日曜日)
さて2日目、今朝も冷え込み、今日も気温減率は良さそう。
昨日と同じようにチェックインを済ませる。
day1が不成立の為、再びランチオーダーの為のくじを引く。
84番、クジ運の悪さ爆裂!!
気を取り直してTOに上げてもらう。
TOは東風が入り、ランチエリアは何の混乱も無く、選手たちはスムーズにTOして行く。
コンディションが途中垂れなければ、TO順もそれほどハンディにはならなそう。
後は、海風が入り、サーマルトップが下がらないうちに、北上しなければ。
東のメインランチもそろそろ空いて来たみたいだけれど、南風が入りだしたので、
11時9分南ランチよりTO。TO後10分で1900mを越え、それからもう10分後には2200mにまで達した。
サーマルはそれほどラフではなく、サーマルトップも十分、昨日とは雲泥の差だ。
そして、2000mをオーバーしたのも久々だった。
丸山辺りでは西風が強く、尾根の東側を北上する事になる。
燕から、雨引き方向に進むグライダーを確認、
その前のタイミングで50号をわたっていった集団は、羽黒山経由のルートを通ったみたい。
もう既に、羽黒山、その北の高峯にガーグルが出来ている。
少々迷ったものの、1700mの高度を有していたので、羽黒山方向へグライド開始。
1700mからのグライドだったので、楽勝かと思っていたのだけれど、
対地スピードは意外と速くなく、40km/h前半、まだしっかりした南風は入っていないみたい。
高峯780mで到着、そのまま高峯東側の尾根から上がるサーマルで、高度を稼ぐ。
2100mまで回復、この辺は相当な数のグライダーが飛んでいて、効率のよいソアリングが出来た。
そのすぐ裏側で上がるサーマルに乗り換え、2370m。ここでGO1に追いついた。
コンディションは完全にブルーだけれど、相当な数のグライダーが飛んでいるだけに、
助け合いながらのフライト、単独で飛んでいるのとは比較にならないほど、効率がいい。
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高峯裏GO1と共にトランジット |
茂木手前集団で移動 |
サーマルが活発な分、トランジットに入ると、シンク帯が多く、
-2m/sで設定しているバリオはシンク音がなりっぱなし。少しでも効率よくグライドするために、
アクセルを踏み込んでの移動を続ける。
茂木辺りでTakeが追いついてきた。いち早くグライドに入るTakeを追い、烏山へ突入。
高峯を越え、ここまで、1500mを切る事無く、キープハイで移動できたものの、
烏山で、捕まえたサーマルは、相当西風に流され、グライダーは東へ流される。
やっと2000mまで戻し、北上開始。しかし馬頭手前で高度が上がらない。
素早くサーマルを見切り、グライドに入らなければいけなかったのに、
なかなかそれが出来ず、この辺りで、集中力が切れてしまった。
もっと東側ではガーグルが形成され、また西の那珂川の方でもガーグルを見ることが出来る。
どっちつかずのコースを取ってしまい、万事休す。
回収を考え、那珂川沿いに進路を換え、移動開始。残り対地高度約260mでサーマルキャッチ、
サーマルのパワーは弱く、尚且つ西風にながされ、一向に高度を稼ぐ事が出来ない。
仕方なく、畑を見つけてLD。
LDし、グライダーを片付けて居ると、きっちり南風が入ってきた。
南風を待てなかった。GPSは56.1kmを指しストップ。
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いち早くトランジットを開始するTakeを追う |
馬頭の街 |
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