Australia Life in Manilla
- March 2004 -

3月1日
今日もいい天気。そしてコンディションはブルー。
Task2は一昨日と同じBingara。
スタートは1時40分から20分間隔で4クールのクロックスタート、ターンポイント無し。
89.8kmのクロカンタスク。

TOの順も悪くない位置で出ることが出来た。
しかし、Mt.Borah上空は1500m+αしか上がらない。未だ逆転層が強いみたいだ。
しかし、慎吾先生はそそくさと、スタートを切る。その時1500m以上有った私は、慎吾先生につられスタート。
慎吾先生は難なく、次のサーマルをゲット。そしてその下で私はLD寸前。
もう慎吾先生の真似は、致しません。ごめんなさい!って感じ。
順調に高度は無くなっていく。
そばに数機下りていたので、回収してもらい、キャラバンパークでビールでも飲んでようと、筋書きは完了。
山に張り付いていたいけれど、山側に居たのでは安全にはLDできない。

ゲートオープン

木が生えていない平地までグライドし、LDしようとした瞬間、そこの樹木がトリガーになっているサーマルをゲット。
そのサーマルを大切に大切に育てていると、どんどん良いサーマルになって行き、戦線復帰!!。

もう今日は、ここで一度LDしたはずと思ったら気が楽になった。
その後は、丁寧にサーマルを拾っていったが、いよいよBarrabaの街を越えた所で、かなり低くなる。
しかし、回りには沢山のダーミーがいるし、死なばもろともだと覚悟を決めると、この窮地も皆で乗り切る事が出来た。
一人で飛んでいたら、きっとLDしていたであろう・・・。

トランジット中 Tera&ムッシュ

その後は、Teraとほぼ同じペースでTaskをこなす。途中Taroが追いつく頃には日も傾く。
どのグライダーも受熱率の良さそうな東の尾根にへばり付き、最後まで距離を伸ばそうと必死だ。

Teraはいち早くグライドに入る。啓子兄さんも居る。コレ夫も居る。
ほんの少し高かった私は、Teraランディングの連絡を無線で受け、Teraめがけてグライド開始。
Teraを発見。届くか届かないか微妙。Teraも私を見つけて手を振る。

風はほとんど無い。ターンせずこのままLDしようと決めた瞬間Teraの頭の上を飛び越えた。
越えられるとわかった瞬間、地面に立つTaraは、大声でコラーと叫んでいた。
ちょっと優越感に浸った・・・。ハハハ。
ちなみに10m違いのLDはGPSの判定でも正確に出ていかが、スコアーの違いは無かった。

3月2日
今日もいい天気。そしてコンディションはまたしてもブルー。
Task3は106km。Tery Hie Hieがゴール。

しかし、ウィンドオープン寸前で、ダミーフライとしていたドイツ人がスピンに入り、落ちた模様。
緊急処置していて、後にヘリコプターがやってくると言う。当然TOは一時クローズ。

Taskは組み直され、Corodaまでの73.2kmElapsed Time Race to Goal。
TOはどんどん風が南に振れ、そしてどんどんTOしにくくなる。

エリックはTOでLunchを販売 日陰でウェイティング中

数回TOに失敗し、グライダーを奥のほうへ引き上げ、十分な助走が出来るようにする。
TOは少々遅れたが、ガーグルを組んだメンバーは悪くない。ゴドフリーに城所さん、
後のグループには、JJにJames.Tが居る。

Mt.Borah West Launnch

ファーストサーマルは2100m。そしてトランジット開始。
西方向へ進むグループと、尾根を北上するグループに分かれる。
私は迷わず北上するルートを選択。

セカンドサーマルは、Mt..Borahから続く尾根が切れる辺り、ここで後の集団に飲み込まれる。
しかし、JJやJames,Tは西側の山をカツカツの高度で越えて行く。
そちらへ行く選択肢も無いことは無かったが、こんな山でタコったら、夜になっても出てこれない。
そう思った私はそのまま北上。城所さんと共にさらに北上。

この先が問題で西側の尾根に取り付くか、まっすぐ北上するか、東のタリポリに出…。
西側の尾根に取り付いたΣ5はサーマルゲット!タリポリに出たブーメランとΩもサーマルゲット。
迷った挙句まっすぐ北上するコースを選択した私と城所さんは、
次のサーマルにたどり着けず、それが最後のグライドになった。

LDすると牛達に囲まれてしまった。そっとグライダーをたたんで逃げろ!!

スタートパイロンから19kmでLD。
30分グライダーを担ぎ回収道路へとぼとぼ歩く、ヒッチハイクでManillaまで生還。
これで、1タコ。

3月3日
今日も空はブルー一色。朝は少し風が強め。
11時頃にMt.Borahに上がるも、やはり強めの風が吹いている。
無理にTOすることも出来るが、フリーフライトなら飛ばない風だ。

一度122km Wee WaaまでのTaskが発表されたものの、再度ブリーフィングが召集され、
再発表されたTaskは、Kiandoolまで104kmのクロカンTask。
しかし、急遽通称Boggabri Gupに即席のターンポイントが設けられ、そこを通過しなければならない。
安全上の問題で、マイハイバレーという山深い場所を迂回させるのが目的と思われる。

Elapsed Time Race to Goal。少々TOの風も落ちている。
中盤辺りにTO。やはりサーマルが流されている。
調子に乗って西に流されると、沖から上がる次のサーマルに乗り継げなくなってしまう。
凄い数のグライダーがガーグルを形成し、高度が上がっていくのを辛抱強く待つ。

1500m前後で、スタートするグライダーがぼちぼち出だした。私はきっちりスタートを切るという形ではなく、
西にこぼれて、リーサイド側のサーマルで、高度を上げる形になった。

その頃には、少しずつ雲も出来始め、
雲底めがけて上がったのは、このCompetitionが始まって以来の事だった。
トランジットに入ると、前方数キロおきにグライダーが蚊柱のように、群れているのが見える。
こんな景色、この大会でないとなかなか見れないよな、なんてのん気な事をグライド中に考える…。

ターンポイントに向かってグライド中
Photo by Tagu-chan

Boggabri Gupの即席のターンポイント2000mをシリンダー1950mでクリアーし、次に進む。

その後は、一度えらく低くなるものの、耕された畑をトリガーに見立て数機で突っ込む。
ここでWanakaから一緒のKevinと一緒にセンターリング、無事誰も降りることなく、何とか戦線復帰。

サーマルで、上げ遅れても焦らず、次の集団に飲み込まれるように飛んで行く。
時には遅れ、時には追いつき、最近は1サーマルで、一喜一憂する事もだんだんなくなって来たし、
全体の組み立てを重視する事、それが大切だという事が少し分かってきた。

グライダーの性能差は勿論それぞれ異なるけれど、それを踏まえた上で、他機をダミーに見立てる。
今日は、ガッツリ上げて、長いグライドをするスタイルではなく、
ちびちび上げ、短いグライドを繰り返す、そんな感じだ。

     一面に広がる海のような森 Photo by Kido-chan     赤いΩが私。広大な森の上空 Photo by Kido-chan

Narrabriの南に海のように大きく広がる森があり、その上をフライト。
もし急にアゲインストになれば、降ろす所は無い。

しかし、一旦Narrabri方向にグライドしたグライダーより、直で西側へ向かうコースの方が、高度ロスが少なかったようで、
そちらを選択した私は、ラッキー以外の何者でもなかった。
Narrabriから伸びる線路を確認。ゴールはこの線路沿いのはず…。
しかし、ここへ来て再び高度が無い。

小高い丘…ハズレ!
牛舎の屋根…ハズレ!
でっかい木…ハズレ!

…もう届かない。

ここで終わりか…と思った瞬間サーマルヒット!
もうトリガーが何処なのかなんて関係無い!
強いバンクを掛けターンに入る。風が強い!そして、サーマルもひどくドリフトしている。
ステファンと共に高度が、なんとなく上がる。高度が上がると言うより、
風が強くて、サーマルと共に吹き上げられている感じだ。

そして、そこに、ブーメランが参加。上昇率のいい場所を探すには、大勢居た方が楽。
3機でだましだましセンターリングを続けるけれど、高度を維持するのがやっと。
もうだめだ、上がらない。ならば少しでもゴールに近いほうが点数は高いはず。
エーイもうどうにでもなれ!と思い、思いきってグライド開始。

残りの対地高度約300m。ここで初めてGPSを確認する余裕が出来た。思ったより、ゴールは近い?
何処だ!?と探していると、何とすぐ足元に黄色いウィンドソックス、そしてゴールライン確認。
少し修正して、ゴールラインの真中を通るようにグライド。

もう、残りの高度はないし、
強めのテールウィンドを背負っていたため、慌てて180度ターン。高度を残すことなくLD。

後で聞いたのだが、ゴールラインは、GPSのポイントより400mほど近い位置に設置してあったそうだ。
オフィシャルの所へ行き、自分のグライダーの色が記入された台帳にPilot Numberを申告し、サインをする。

ゴールラインをバックに

オフィシャルから、冷えたビールを渡され一気に飲み干す。これがまた格別な味。
興奮が冷め遣らぬうちに、グライダーを畳んでいると、韓国のジーノが手伝ってくれた。
その後は再び、2杯目のビールで乾杯。
そしてジーノが、持っていたリンゴをおもむろに半分に割り、Lucky Appleだと言って渡してくれた。
なんだか、ご褒美をもらう気分だった。

しばらくすると、我々の回収車が到着。
皆と握手を交わしTOMOとHug、ゴール出来て本当に良かった。
考えてみれば、ラッキーだらけのフライトだったけれど、結果オーライ。
ゴールする事が、今回の目標の1つでもあったので、十分に満足、出来すぎフライトだった。

3月4日
今日も昨日と同じようなコンディション。
朝のブリーフィングでは、風が強くTaskが組めるか50%だと言っていたのに、12時半早々にTaskブリフィング。
Taskは昨日と全く同じ内容。GPSのルートを未だ消していなかったので、大正解。

TOしようと、構えていると、白と黒のオメガが私のグライダーの上に覆い被さってくる。
せっかく前に人が居ないのにTO出来ない。
するとオフィシャルのShepが、そのグライダーをメチャクチャにどかしてくれた。

ゲートオープン直後               TO直前       Photo by Tera
ゲートオープン直後、TO上空でのガーグル
Photo by Kido-chan

有難う!!Shep!。
TO前は凄い数のグライダーで、ガーグルが形成されている。
写真を撮りたかったのだが、注意していないと、いつ接触してもおかしくない状況だ。

少しずつ高度を稼いでいると、グループが分かれていく。
 第3〜第4グループで移動開始。

 Boggabri Gupまでは超スローぺースで進む、と言うよりスタックって感じ。
 集団で飛んでいるからこそ、リフトを探せる。
 慎吾先生はスタートを遅らせたが、すぐに追いついて来た。
 集団から離されないように、また、先行し過ぎないようにコマを進める。

 選択を誤ったのは、Boggabri Gup手前だった。
 次のガーグルが少々北側で形成された。
 南東風なので、そちらに行くと、少々遠回り。
 尚且つTPを取るには少々効率が悪い。
 ここは直でBoggabri Gupに突っ込むルートを選択。

 何とか、Boggabri Gup北側の山肌に届くも上がらない。
 Boggabri Gupの南側受熱効率の最も良い斜面、
 そして、その先の小さな小山をトリガーに見立てグライドして行く。
 未だか未だか、もうだめかと思っていると、

 グライダーはいきなりピッチアップ。
 +4m/sを越えるサーマル。しかし、ラフで小さい。
 何とか、300mほどゲインするも、ここでサーマルをロスト。
 慌てず北側の尾根の山頂にグライダーを寄せて行くがシンクの嵐。
 ターンポイント手前3km、TOから28km地点にLD。

 フォローを背負ってハードLD。
 風を読み違えていた。
 ウッ…、腰が痛い…。コレで2タコ。
 ボチボチ飛べた次の日はタコる癖がついてしまった。
 やはり、北側の集団について行くのが正解だったか…。

 しかし、後で聞くと、慎吾先生は私と同じルートを通った様で、
 私がロストしたサーマルで上げていったとの事。
 ルート選択が間違えなのは致命的で諦めるしかないけれど、
 サーマルるを見つけていながら、上げられないのは自分の問題だ。
 自分のルートが間違えでは無かった事が後で分かり、
 ちょっと気が楽に なった。

沈み行く夕日を見ながらまどろむ
…ってわけには行かなくて、
回収車全く来ません。

日が落ちてもヒッチハイク出来ず・・・

回収車と先を飛んでいるPilotの距離が開きすぎたため、回収車はそのまま走ってもらうように無線連絡し、
私はTOMOが回収道路に出てくるのを待つ事に。
しかし、その後のヒッチハイクは困難を極めた…。

3月5日
朝は若干高層雲が張っている。
午前中少し青空が見えるものの、今までの空模様とは異なる。

12時30分いつもの様に東Launchに集合。
そして、いつもの様にエリックの作るサンドウィッチを食べ、学生さんたちが作ってくれるおにぎりを食べる。
Baanbaまで60.8kmのショートTaskが発表され、13時20分にウィンドオープンの予定。

Taskブリーフィング ウェイティング


 しかし、
 高層雲が取れると共に、
 風が強くなる。
 13時15分にTOはホールドされ、
 ウェイティング。

 そのまま15時前キャンセルが告げられた。
 キャンセルられたと同時に、
 なぜか拍手が沸きあがる。
 …何故!?

Taskはキャンセル  

キャラバンパークに帰ると、Korean Teamがラーメンを作ってくれると言うので、ご相伴に預かった。
勿論辛いのだけれど、美味しい!!。キムチも美味しい!!。韓国海苔も美味しい!!。
韓国料理万歳!!

Team Korea with Team Japan  

その後は、夕飯を賭け韓国の双六のようなゲームをする。
JapaneseとKoreanが一人ずつ組んで4Teamの対抗戦。

結果パクちゃんと組んだ私は、ビールをおごる羽目に、
そして慎吾先生は夕飯のピザをおごる羽目になった。
デーオンと組んだTOMOはファーストゴールを決め、ただ飯。
デーオンはヤバイ、ヤバイを連発し爆笑をかっていた。

コンペの終わりを告げる虹!?

3月6日
昨晩はシトシト雨が降っていた。
前日から大会は絶望的だと言われていたにもかかわらず、12時HQに再集合の指示が出る。
最後の最後までオーガナイザー側は諦めていないらしい。
しかし、雲の動きを見ているだけで、大会は無理そうだ。

キャンセルがかかると、キャラバンパークでは、リラックスした時間が流れる

案の定12時キャンセルがかかり、残すは19時半のファイナルパーティーのみ。
私の結果は、5本成立の2タコの56位/140人。
2タコが無ければ、もう少しまともな成績だったのかもしれない。
だけど、こういう事に「たら・れば」は無いのだ。

普段コンペを意識してFlightしていない私には、本当にいろいろ勉強になった。
Startを切るタイミング、集団(他のPilot)の使い方、GPSの使い方、成績が思わしくない時のメンタルケア、
…数えだせば、きりが無い。

1本だけだけれど念願のゴールも果たしたし、
そのTaskは104kmだったので、勿論100km以上のフライトも出来た。
タコらなかった3本は、自分の実力以上のフライトが出来たし、
そう考えると、まあまあの内容だったのかもしれない…。

Manilla Open 終了…。

公式結果はこちら


3月7日
朝いよいよ、コンペを戦った皆とお別れだ。
やはり、なんだかちょっと寂しい。
キャラバァンパークで、皆を見送る。

その後は、天気も良くないし、
10時06分のバスに乗りTamworthへ行く。
映画を見て、お世話になったエリック&フランソワへの感謝の品を買い、夕方5時過ぎにManillaに戻る。
夕方はエリックファミリーと共に夕飯。

再び、ここでクレープをいただく。
今回のクレープはSweetsではなく、
トマトとハーブを和えた物やチーズ、玉子を茹でスパイシーに和えた物、ハム等をクレープに包み、
食べると言うもの。
フランスではポピュラーな食べ方だそうだ。
…美味しかった。エリック有難う!!。

3月8日
いよいよ、Manillaも今日が最後。
エリックファミリーとも今日でお別れだ。アクセルやエリカが学校に行く前に、皆で写真を撮る。
本当にいろいろお世話になりました。ウー涙が出そうだよ・・・。

エリックファミリー

朝エリックにManillaのバス停まで送ってもらい、バスでTamworthへ移動。
そこからは、インターネットで予約しておいたHertzの車で旅行に出る。

Tamworthの街並 TamworthのCafeにて

ゴールドコーストの南にByron Bayと言う場所があり、そこが目的地だ。
海があり、Paragliderのエリアがあり、食べ物も美味しいという。

街の中は綺麗に花で飾られている Byron Bayへの途中で

12時過ぎTamworthを出発し、470kmを走破。
夕方Byron Bayに到着。

 我々も少々旅に疲れて来たのか、
 どうしてもBackpackersに泊まる気がしない。
 と言う事で、
 1泊$100と少々お高いが、
 Motelに泊まる事に。

 夕飯は、裏路地にある
 Fish&Chipsに行く事にする。
 実は、これも事前に
 エリックから情報を入れておいた
 お店なのだけれど、これが結構いける。

Fish&Chipsの店  
Soy Sauceで食べるTenpura Shrimp with Sweet chili

基本的にFish&Chipsは油っぽくて好きではないけれど、ここのは例外。
Soy Sauceで食べるTenpuraと言うメニューがあり、これはあたりだった。

3月9日
天気もよく、内陸のManillaより蒸し暑い。しかし、今日も天気が良い。

Byron Beyは観光地、ヒッピーやBackpackerも多く集まってくるし、
なにより1Box Carをキャンピングカーに改造し、ボードを積みサーファーが集まってくる。
街中では、ボード用のアタッチメントを付けボードを積んで走っている自転車が溢れ、
若者はほとんど水着で歩いていて、本当にキラキラと光っている街だ。

Byron Beyの街 Byron Bey
海は本当に綺麗 Sea side のレストラン

今日はオーストラリア最東端にあるLight Houseに行って見ることにした。
1901年に出来たこの灯台は、勿論今も稼動している。メンテナンスも行き届いており、何より大変に美しい。

オーストラリア最東端にあるLight House

美しいビーチ

その後は、車で20分Mullumbimbyと言う街へ行き、エリックから事前に教えてもらっていたエリア管理者に連絡。
そしていよいよParagliderのエリアへ行くことにする。

午後、シーブリーズのリッジで飛ぶエリア

Mullumbimbyの街から約10分、小高い丘から飛ぶこのエリアは、完全なプライベートエリアだ。
電話した時、
シーブリーズを受けて飛ぶこのエリアは、リッジのエリア。
エリアは小さいながらも、天気は良いし、風も穏やか。
景色もよく、昨日行ったByron Bayの灯台や海も見える。
コンペの後のクールダウンのようなフライトだった。
こういうフライトもいいね。

そして、帰りにリラックス施設のような物が有り(こんな施設日本には無いなぁ・・・)、たっぷりジャグジーに漬かった。
ちょっと、温泉気分だった。ウー極楽。

3月10日
今日は朝から、曇り空。荷仕度を済ませ10時にMotelをCheck Out。
Byron Beyの町中を散策。カフェでブランチを済ませ、サーフィンショップでラッシュガードを購入、$39。
とりあえず日焼けが嫌なので、これを着て海へ行く。

フライトする時は、アームスリーブとして使えると思い、少々大きめのサイズにしておいた。
浜辺で海水浴をしたなんて、何年ぶりだろう。

街中の雑貨屋さん 内装のコンクリートの使い方が面白い 砂の城

(NZでイルカと泳いだけれど、このときはクルーザーから飛び込んだ。)
海は勿論綺麗!砂浜の砂も粒子が細かくて、しかもゴミ1つ落ちていない。
何でこうも日本と違うのだろう…。
少々海で泳いで、砂の城を創る。そう私は建築家…!?。

3月11日
今日はByron Beyから2時間弱ドライブし、Gold Coastへ。
天気があまりよくなくて、曇っていたのだけれど、街は活気に溢れ、
バブル経済は勿論既に弾けているのだが、まだまだ高層マンションの建設は続いていた。
サーファーズパラダイスの浜辺も綺麗!!

サーファーズパラダイス
Gold Coastの高層ビル群

定期的に浜辺をヘリコプターが飛んでいる。警備のためなのだろうか!?
もしそうだとしたら、やはりオーストラリアは凄い国だ。
サーファーや海水客の警備にヘリを飛ばす海岸が、日本の何処にあるのだろう…?

綺麗なビーチ カイトサーフィン。みんなメチャうま!!

3月12日
今日はひたすらSydneyに向けてドライブ。約600kmを走破。

雨のSydneyに到着 トータル1640kmを走破

今日はSydney空港の近くのMotelに宿泊。

何とここでManillaでご一緒したナカムラ ジュンコさんに偶然会う。
彼女はスウィフトを車に積み、一人でオーストラリアを旅している。
バイタリティの塊が歩いているかのごとく…。

3月13日・14日
朝9時半Motelを出る。10時半に空港でレンタカーを返し、空港のShopでお土産等を買い、ゆっくりと過ごす。
夕方4時の便でSydneyを後にする。マレーシアでトランジットし、14日朝7時過ぎ無事成田に到着。
これで、約4ヶ月のオセアニア生活は幕を閉じた。

いよいよ旅は終わり…
Sydney Air Portにて
雲の上はいつも晴れ!今日もいつもと同じ日が昇る…

人との出会いって、本当に良いもんだなぁと思った。
皆本当に優しいし、困っていると誠意を持って助けてくれる。
きっともうこんな経験出来ないだろうなぁ…。
お世話になった方々、本当に有難う!…。

 


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