Australia Life in Manilla
- February 2004 -

2月1日
朝はいつものように風が弱い。
しかし、Wind Talkerは既に強い風を告げている。
今日はもう騙されない!! Akiも昨日到着したばかりだし、午前中はゆっくり過ごす…。
やはり、日中は天気は良いのに,風が強い。

我がキャラバンにヤギ乱入 Team Zimbabwe+フレット

今日で5日とべていない。
何もやる事がなく、生活に張りが無い。勉強道具を持って来てはいるもののなんだかな…。
誰か私に生活とお肌の張りを下さい!!
ジンバブエイチームは時間の過ごし方が上手い。
ああ、どうしたらよいのやら・・・
by TOMO

夕方は Zimbabwe Team VS France & Japan mix Teamでバレーボール。これが結構楽しかった。
結果は2対2で決着は後日に持ち越された。
食後はZimbabweの人たちが、お茶をご馳走してくれた。…リラックスタイム。

2月2日
今まで天気だけは良かったのに、今日は鈍曇り。
Wind Talkerによると、風は北西、30km/hの風が入ってるらしく、
午前中はゆっくり過ごし、Tamworthに買物に行く事にした。足りない食材を買い足す。
買物をしている最中しとしとと雨が降りだした。

その後、Royal Hotelでビリヤード。Zimbabwe VS Japan はもうちょっとで、勝てたのに悔しくも負けてしまった。
ビリヤードが終わると、Royal Hotelのバーでは、エンダーとレッドがカウンターに陣取って、飲んでいた。
彼ら曰く、もう2,3日すれば、飛べるんじゃない!?との事…。
もう少しの辛抱か!?

2月3日
今日も鈍曇りと思いきや、だんだんと天候は回復。
Wind Talkerは25km/hから35km/hを行ったり来たり。
雨上がりだから、Mt.Borahに上がれるか分からないし、どうしようか迷っていたのだけれど、
ブットビでもいいから飛ぼうということで、エリアに行ってみる事に。

初めは東TOで待機していたのだけれど、途中で風向きが変わり、西のランチに移動。
ポツポツTOしだしたのだけど、結局地元のPilotたちと共に西LDへ撃沈。
JJはBiβ3を飛ばしていた。
Flight Time19分 +1.8m/S -2.8m/S 

2本目は、1本目とは全く異なり、ソアラブルコンディション。
ファーストサーマルは4m/Sを越えるもので、少々びびった。こんなサーマル久しぶりだ。

JJのTandem機と共に雲底到着。
そして、移動開始。雲を伝って北の方向へコマを進める。うーん何かこんなの久しぶり、楽しいぞ!!

トランジット開始 バラバの街

34.6kmバラバの街を越え、ラグビー場へLD。
当初今日はクロカンするつもりではなかったので、大満足。
Flight Time1時間16分 +4.5m/S -4.5m/S 最高高度2160m
帰りは、何とかヒッチに成功するも、途中までしか戻れず。
2台目がなかなか捕まらず、困っていた時に、TOMOが回収に来てくれた。
本当に助かった。

2月4日
It is not my day!なんだか今日も全くさえない1日だった。
2本とも東のランチからTOしたのだが、
1本目は早々前に出し、よく知るサーマルポイントで、待ち構えたものの、
サーマルに嫌われあえなくLD。
今回は山肌で粘り、サーマルをヒットしたTOMOが正解。
2本目はもう何もなし。回収に回るために飛んで降りたような物だった。

今日は、回収に回る事を無線で告げ、車をスタートさせる。
その頃TOMOは30km付近との連絡あり。Akiは既に20kmでLDとの事。

20km付近でAkiを呼ぶが、全く応答無し。
30km付近でシャーンというカナダ人を呼ぶが、全く応答無し。
(彼はNZのCorronet Peakで知り合い、ここManillaで再会し、昨日から無線の周波数を同じにしてFlightしている。)
次はTOMOを呼ぶが、いっこうに返事が無い。
とりあえず72km地点まで行くが、いくらなんでも、PARAで、この短い時間にここまで来るのは、無理だと判断し、Uターン。
ヒッチに成功し、トラックに乗ろうとしているTOMOを偶然発見。無事回収。
TOMOはバラバを越え、51.2km。Akiはヒッチし無事キャラバンパークに生還。
カナダ人も自らヒッチハイクの成功し生還。

我々は今回、原則自己回収と決めているので、そんな必要は無いと言えば、それまでなんでけれど、
自分が回収に回る時くらい、安全に、尚且つ確実に回収出来ればと思ったのだが、無線が届かないとどうにもならない。
自分以外は、女性なのでヒッチハイクするリスクが大きい事は否めない。
もっと何かいい方法はないかと考え出したら、きりが無くなった。

2月5日
もう、いろいろ考えるのは止めた。
皆、大人なのだし、どのくらいリスクを背負っているか十分知ったうえで、このスポーツをやっているのだ。
専属の回収ドライバーを雇い、全員がCDMAを持たない限り、この問題は、解決しない。
そう思う事にした。(実際そうだし…。)

今日も天気がいい。TOは西ランチを使用。しかし雲は北に流れている。
早い時間にTOしたグライダーは、早々TOP LDし、Pilot達はtoo earlyと言っていた。

動き出したのは、14時を過ぎてからだった。
Akiは1本Bom Outし、少々待ちくたびれた我々は、クロカンに行けないなら、1本飛んどくか!?ってな感じで重い腰を上げた。
ほんの少し早くTOしたTOMOは、順調に高度を稼ぐ。またしても置いていかれた。

TO前はバンピーながら、少しずつ高度を上げる。
後から合流した、ゴドフリーと共にサーマルソアリング。
相手はプロト機、グライダーも腕もどう考えても勝てない。
なので気持ちだけは負けないようにと思って居ると、1テンポ遅れて、サーマルトップで、追いつく。
しかし、その後が全くダメダメ。
ゴドフリーをダミーに使ったのが、間違いだった、ハハハ…。(と、笑っておこう!)
R95沿い、28.6kmLD。TOMO53.4km

夕方、いよいよTeraが合流。
夜は、エリックファミリー、Team Zimbabwe、フランス人のフレット達と、
我々Team Japanが主催のTemaki-Sushi & Soba Party。
材料調達が難しい中、AkiやTOMOが頑張ってくれた。
箸を使って、そばを食べたのだが、意外と皆箸の使い方が上手。

2月6日
今日は待てど暮らせど、一向に雲が出来てこない。
午前中は、やっとTOP LD出来る位の高さしか上がらずと言った状況。
14時前にセットアップ開始、TOしたのはやはり14時ごろ、
ファーストサーマルは南西の風により流されている。

Mt.Borah West Launch 一旦コンディションが落ちたのでTop LDする二人

途中までそのサーマルを使うが、あっさりそれを捨て、TO前まで戻り上げなおし。
実は昨年同じパターンの時に、ファーストサーマルを捨てられず、大失敗しているのだ。

ファーストサーマルのTOPは2000m。どうやらここで逆転層があり、蓋されているようだ。
途中から合流したAkiと平木啓子姉さんと共に(私のサーマルを盗らないで!!ハハハ・・・)、北へ向けトランジット開始。
3つ半サーマルを乗り継ぎ、耕した畑に勝負をかけるも、あっさり外れ!17kmLD。

ブルーサーマルは、ソアリングしている時は、気持ちいいけれど、やはり難しい。
昨日140kmとんだポールと言うイギリス人が、近くにLD。
今日は、こんなもんか…。Aki20km、啓子姉さん21km。

夜は、昨日に引き続き、エリック主催のFrench Party。
フランソァが、南仏の家庭料理を、振舞ってくれた。

調理中のフランソァ エリックのSweets アクセル

ニンニクがきかせてあり、最後に玉子を落とす。
ワイルドライスを炊き、一緒に食べると何とも美味しい。
そして、デザートはエリックが作るSweets。メレンゲ、ハニー、ホイップクリームに各種のフルーツが入った、
今までに食べた事の無いデザートだった。美味しい!!。

2月7日
上層の風がいかにも強そうな筋雲。
14時20分ごろバタバタと出だす。
皆1500m前後まで上げ、今日はクロカンに行けない事を悟った。
サーマルが落ち着きだした頃、一斉にTOP LD。さすが皆タイミングを知っている。

Mt.Borahから南西方向を望む

Mt.Borah West TO

Mt.Borah West TO

2本目は、キャラバンパークゴールのミニコンペ。
Team Zimbabwe & Frenchフレット VS Team Japanの4人対4人のガチンコ勝負。
アゲインストに向かう、約13kmの厳しいTask。

結果は、Team JapanのTOMOが見事ゴール!!途中で拾ったサーマルは2000mにも達したそうだ。
Team ZimbabweのManuもゴールをメイク。
私のサーマルは1600mしか上がらず、残念ながら、Manillaに入るのがやっと。

しかし、僅差で、Team Japanの勝利!!イェ−イ!!

マヌ ライアン ベン フレット

今日のDinnerは、Team Zimbabweの担当。
ベンが一人で一生懸命作ってくれた。トマトベースのシチュウだ。
我々に気を使ってか、ワイルドライスを炊いてくれ、これにシチュウをかけて食べる。
事前にきっと好きじゃないよ、と脅かされていたのだが、十分に美味しかった。

デザートは、エリックの出番。今日はパブローバ。
NZに居た時は、NZのトラディショナルフードだと言われていたが、
エリックは、オーストラリアの食べ物だと言っていた。
パブローバが嫌いなTOMOは、エリックの作ったパブローバは美味しいと言って、喜んでいた。

パティシエ エリック 美味しそうなパブローバ

2月8日
明日はManila第1クール最終日。
朝風が強い割には、Wind Takerは弱い風を事を告げている。
飛べないかも知れないと思いながら、Mt.Borahに上がると意外に風が弱い。

Mt.Borah West TO

14時頃にAki、Teraの順でTO。
一旦低くなるも2人とも無事ゲイン、それを確認し私がTO。
どちらのサーマルのご相伴に預かろうかと、悩んだがTeraサーマルの方が上がりが良さそう。
と言う事で、シンクを気にせず一直線にサーマルめがけてグライド。この時だけは、サーマルが見えた。

後で出たTOMO、啓子姉さんも順調に上げ、TO上空で皆合流。
まとまって北へトランジット開始。途中一早く上げたTOMOは一人先行する展開に。
残りのグライダーは、少々前後するも、一団となり移動して行く。

Teraと啓子姉さんと共に

先行したTOMOは21km地点アザミの中にLD。やはり一人ではクロカンは不利か…。
バラバの上空で、一番東側を先行していたTeraが、残る3機が西側でヒットしたのを見て、南西にもどる形に。
少々ゲインした3機はそのままグライド開始。

 Teraはここで、ほんの少し上げ遅れる事になってしまった。
 しかし、その後3機は順調に高度をなくして行く。

 少し先行した私の背後で、2機がサーマルを引っ掛ける。
 しまったと思ったけれど、もう後戻りは出来ない。
 前方に見える耕された畑に勝負をかける。
 弱いリフトを感じセンターリング開始。
 しかし、高度を保てたのは、2周目まで。
 3周目には高度が下がる。

 同高度に、Akiと啓子姉さんが突っ込んでくる。
 3機ともほぼ同時にLD。私のGPSは38.6kmでストップ。
 Tera35km、Aki38km、それぞれ自己新記録!!おめでとう!!
 実りのある第1クールの最終日となった。

どうやらTeraは筑波までヒッチするらしい・・・?

Japanese達が、ガーグルを組んで一緒にサーマルソアリングしているのを、
TOで見ていたエリックとフランソアーが、大喜びしてくれたのを後で知り、
私は本当に嬉しかった。本当に2人には感謝したい。

2月9日
今日は移動日、いよいよBrightに向け移動開始。
前日にエリックに頼んでおいた美味しいバケットを食べ、9時半にキャラバンパークを出発。

ひたすら真っ直ぐな道 コアラ


 出発した後で、
 朝飯代を払うのを忘れていた事に気付いた。
 途中Ganudaのプールの脇に生息する
 コアラを見学した後は、ひたすらドライブ。

 19時半Wagga Waggaのキャラバンパークに宿を取り、
 750kmのロングドラブ終了。
 夜は、もうほとんど店がやっていないので、
 KFCでお腹をごまかす。

Junkyな夕飯…  

2月10日
8時キャラバンパーク出発。残り250km昨日の1/3だ。

お昼前にあっさりBrightに到着。
Brightは、Manillaより大きい町で、お店はどこも綺麗にしてあり、名前の通り明るく輝いている印象だ。

Brightの街並み

Infomationへ行き、Accommodationの位置を確認。
何と真ん前に、ParagliderのSHOPがあり、少々情報を入れる。
大会1週間前は入山もフリーとの事。
しかしスクールのバスは営業していないらしく、車がないとTOに上がれないらしい。
どうせ早めに来たのだから、飛べれば飛んでおいた方がいいに決まっている。
なので、今日返す予定のレンタカーの期限を延期し、大会まで借りる事にした。

Mistyc Launch Blight Hill


Jeamsと久々の再会!


 偶然、となりのMOTELにコレ夫を発見。
 今日は途中で西の成分が強くなり、
 TOを断念したらしい。

 そして、何と去年の8月8日スイスで開催された、
 
KariのChill Out Campで一緒だった
 
JaemsとBackpackersで再会。
 向こうも、私のことを覚えていてくれたらしく、
 なんだか本当に嬉しかった。世界は狭い!!。

 と言うか、やはりこのスポーツをやっているからこそ、
 こういう再会ができるのだろう。
 PARAGLIDER万歳!

2月11日
朝から、にわか雨が降ったり止んだりしていたので、4人でBrightの街を散策。
午後からは、鹿とエミュ、ダチョウを飼っているファームを見学。

ここでダチョウを挑発。攻撃する振りをすると、ダチョウは怒り出し、柵を蹴っていた。
ダチョウは本当に悔しそうに地団駄踏んでいたので、私の勝利???。

ダチョウは凶暴? Photo by Tera

次はNut Farmを見学。確かにNutはなっていたが、ショップはかなりショボかった。
そしてBerry Farm。ブルーベリーが欲しかったのだが、
ブラックベリーしか売っておらず、仕方なくそれを買って帰る。

帰りに、ついでにワイナリーに寄り、テイスティング。
DryとSweetの白ワインを買い、Backpackersに戻る。
夜はコレ夫を呼んで、皆で照り焼きチキンを食す。

2月12日
天気は良い。しかしWind Talkerは南の風を伝える。
ここBrightは北向きなので、ドフォロー。ジェームス曰く、すぐにブローが入ってくるよとの事。

10時にTOに向かう。TOは既に北風が入っていた。
様子を見ながら、ソアラブルになった頃を見計らい12時TO。
いきなりサーマルを拾い順調に高度を稼いでゆく。

ファーストサーマルTeraと共に Brightの街並み Mistyc Launch

時間が経つごとにサーマルトップは上がり、動ける範囲が広がる。
バレーウィンドがどのくらい入ってくるか、少々心配したものの、
たいした事は無く、私はいち早く降り車の回収に回る。

AkiもTeraも満足したよう、TOMOは3時間オーバー。皆良い練習に成ったようだ。
昨日少々雨が降ったのにもかかわらず、サーマルはラフで、私自身は結構こわかった。
夕方は、いよいよムッシュが到着。

2月13日
朝ムッシュを含め、小さい車に5人で無理やりTOへ。
さすがに前日ともなると、いろいろな国からPilotが集まって来ている。

TOの風はほぼ無風。次第にブローが入ってくる。
少し待っているとフォローが入りだす。ブローが勝つのかと思いきや、どんどんフォローが強くなり、
Manilla Madness達も早々に下山し始める。
Team Japanも下山し、13時早々に大会のCheck In。

夕方、TOMO・ムッシュと私で、Wangarattaまで今までお世話になったNissan X-Trailを返しに行く。
返すと同時に、Australia Nationals後に使う1BOXのレンタカーを手配。
3人の夕食はイタリアン。

Wangaratta Station Wangaratta Station このバスでBlightへ

20時発のバスに乗る予定が、45分遅れでバスが出発。
この日は気温が上がり、当然線路の温度も上がるわけで、線路が歪み脱線する恐れがあるので、
列車の速度が上げられなかったらしく、電車に接続するバスも当然出発できない訳だ。
Backpackersに戻り、明日からの大会に備え、各種バッテリーを充電し、本日終了。


Australia Nationals 2004
ー 参戦Report ー

2月14日
いよいよ大会初日、9時HQ集合。
タスクコミッティ、セイフティコミッティを選出し、諸注意を受ける。

前日に頼んでおいた回収ドライバーも見つかり一安心。
ドライバーはIslaと言う名の頼りがいのある女性だ。
彼女の運転で、我々Team Japan 8人はTOへ上がる。

11時TO集合との事。12時に発表されたTask1は尾根沿いを往復するBS01-BT05-BT13-BT05-BT07-BG07、
54.9kmElapsed Time to Goal。
12時半Wind Open。12時45分Launch Order開始。
ここのTOは、一気に大勢のPilotを出すには、けして広くない。しかしシステムだったTOは全く混乱の無い物だった。

ブリーフィング風景

ウェイティング Mistyc Launch

サーマルトップに達したものの、この高度では谷が越えられない。
少し粘って高度が1600mになったと同時に、迷わず谷越えのグライド開始。

私より低い高度で、2機ほど先行するグライダーがあり、私にとってはいいダミーになってくれた。
谷を渡り終え尾根についた瞬間弱いサーマルをゲット。
先行組と後続組が一緒になり、ガーグルを組む。

さほど高度が取れないまま、JJが飛び出す。JJを信じて私は迷わず後を追う。
BT05の手前で、もう1サーマルあげBT05に向かう。
しかしルートを組んだGPSはもう既に次のターンポイントのBT13をさしている。
でも、明らかに未だBT05が取れていない、GPSを設定しなおすと、今度は矢印がクルクル回りだした。
ここで、少々パニック状態に陥る。俺は何処に向かえば良いんだ!?
…で考えると何の事は無い、ターンポイントのほぼ上を飛んでいたのだ。

パニッくったけれど、GPSが400mを切るのを確認し、次のターンポイントへ向け、グライド開始。
ちょっと待てよ、確かに400mは切ったものの、誤差分を見ていなかった。
いまから戻るのは、効率が悪すぎるし、もし取れていればもったいない。
きっと、取れているはずだと、自分に言い聞かせ、グライドを続ける。

次のターンポイントへ 原っぱへLD 皆で夕飯

風がどんどん西に振れ、尾根の東を通る私は、明らかにリーサイド側に居る。当然グライダーの動きがおかしい。
左前方で、Taroが潰れたのを目撃した、と次の瞬間、グライダーがなにかに叩かれ、右にシュート。
回復したのだが、180度向きが違う。他のグライダーとお見合いする事になり、恥ずかしかった。

その後BT13を取り、再びBT05へ向かう。しかし、もう尾根より高度は低い。
仕方なく、尾根に張り付き騙しのサーマルで距離を稼ぐ。
なんとたいして高度を稼がないまま、再びBT05をゲット。

しかもその後、素直なサーマルにお会いし、高度を回復。
でも、BT13に向かった瞬間、グライダーの対地スピードは1桁に。全く前に進まない。
そこからは、1グライドそしてLD。本日終了。

帰りは道路沿いまで出た瞬間にヒッチ成功。無事HQに帰還。

PS. 慎吾先生、Braightは想像以上に恐ろしい所です。

2月15日 
今日も晴れ、朝はオーバーキャストしていて、こんな天気で、大会やるんかい!?ってな感じ。

しかし、天候は急激に回復。12時ブリーフィング、
BS01-BT05-BT13-BT05-BT04-BG07の42.5kmのRace to Goal。
昨日とほぼ変らない内容でTask2の開始だ。

12時半ウィンドオープン、13時半スタートタイム。
スタートは4kmのビックシリンダーだ。TOは昨日と同様さほど混乱はない。

TO後は順調に高度を稼ぐ。ファーストサーマルは1500m前後で頭打ち。
4kmってどの辺まで行けるのだろうと思い、グライド開始。
昨日同様、谷を1つ越えた辺りが、4kmの限界、その位置で再びゲインしていると、
GPSはスタートパイロンまで4.3kmを示す。一旦風上に上っていかなければならない。

13時半になったのを確認し、スタート。高度は1400mくらい。
もう1つ谷を渡る。奥の尾根の方が上がりが良さそう。

コレ夫が先行し、私のいいダミーになってくれた。
一旦奥の谷につけたため、BT05は風上になる。谷の上空は結構荒れていて、なかなかBT05に近づかない。
なんとか、BT05をとり北へ向けた瞬間、対地スピードは12〜13km/h。
同高度で横に並んだコレ夫は、こちらに向かって、どうする?と叫んだ後ゲラゲラ笑っていた。
やはりこいつはおかしい!?。

 ここで、私が取ったルートは尾根裏のリーサイド側にあたる。
 もっと尾根よりについていれば、意外と安定していたように見えたのだが、
 取ったコースは、もっと道路より。これがいけなかった。

 騙しのサーマルに見事に騙され、尾根の高さに達した瞬間、
 ラインのテンションは無くなり、シューティング!
 見事に、グライダは足より低い位置に!
 それも左側が潰れていて、ラインが引っかかっている。
 よっぽど、ここで、緊パラを投げようかと思った。
 しかし、体にはたいしたGもかかっていないし、
 スピンに入るっているわけでもない。
 なんとか回復動作を続け、正常滑空に戻す。
 下を飛んでいたはずのグライダーが、
 はるか上をグライドしている。

 200mほど高度を失ったようだ。

LD後Taroとホット一息

 残り少ない高度を余すことなくグライドしLD。
 しばらくすると、私が降りたところより100m遠くにTaroがLD。

昨日も怖かったけど、今日はもっと怖かった。
と言う事は、明日は…。

今日ランチにいて、普段ならとばない風だと思った。でも、大会の選手はどんどんテイクオフしていった。
今日は飛ばないかもと思ったが、飛ぶだけとんで嫌だったら、すぐ降りようと思い、テイクオフした。
とんでみたら思っていたより悪くなかった。
でも、やっぱり荒れていた。皆が1600m前後しか上がらない中、8m/sのあれあれのサーマルにのり、
2400mまであがった。かなり東に流され、結局ターンポイント1つしか取れなかった。
ランディングした時風が強く、引きずられた。
HQに戻り、GPSの軌跡をおとすと、スタートタイムより先にスタートをきり、ノースコアだった。
今日っていったい…
by TOMO

2月16日
朝のブリーフィングの時は風が南(フォロー)。

11時に再びLDに集合。11時半にTOに上がり、
13時無風または微フォローの中ゲートが開いた。
BSO1-BT01-BTO3-BG08、74.2km
Elapsed Time to Goalのスタートだ。

フライトスーツを着たままTOの順番待ちをするのは、我慢大会のように暑い。
まだ、さほど順位が悪くないせいか、当然TO順も悪くない。

ほぼ無風の中、無事一発でTO。
珍しく先に出た2機のグライダーに上げ勝ちし、ファーストサーマルはまずまず。
Taroからは2300mで、トランジット開始の連絡があった、しかし私は1800mで頭打ち。
次のサーマルを待てばよかったのだが、どうも待てる気分ではなかった。

Mystiyc Launch Mt.Buffaloへ向けグライド開始

Mt.Buffaloの方へトランジット開始。
グライドパスの中に、サーマルのトリガーに成りそうな山が二つ。1つ目は見事に外れ!2つ目もあっさり外れ!そしてLD。

今日は、ダメダメだった。もうParagliderを辞めたくなった。何かに追われているかのごとく、焦りすぎている。
もっとじっくり飛ばなくてはいけない。Manillaの最終日そう思っていたはずなのに、また忘れていた。
大会と言えども、やはりマイペースが一番だ。

今日は仕方なく助手席に乗り、回収作業に追われたが、やはり最後まで飛んで、後ろの座席でビールを飲み、
馬鹿話で盛り上がっていたほうが楽しいに決まったいる。明日はそうなれるように飛ぼう。
かつてParaguliderを始めた頃、じっくり飛ぶことが楽しくてしょうがなかったのに、
今、何かに追われているような気分、何を焦っているのだろう?

同じBackpackersに泊まるジェームスは、昨日スタートが早く、TOMOと同様にスコア−を崩した。
しかし、今日はきちんと距離を伸ばし、スコア−を戻している。
明日は彼のように気持ちを切り替えて飛ぶ事にしよう。
そして、何より飛ぶことが楽しいと思えるように…。

2月17日
いつもの様に、9時半にHQに集合しMistic Launchに上がる。
ウェイティング後Taskが発表されるも、Start Timeが発表されない。
再びウェイティングしているうちに、風がどんどん強くなる。13時前早々キャンセル決定。

正直ホットした。昨日1日寝て、気持ちを切り替えようと思ったのだが、
実際、そう簡単に気持ちは切り替わらない。成績が悪いと本当に気持ちが落ち込む。
そして、自分の下手さ加減に嫌気がさす。
その結果、飛ぶことがどんどん嫌に成って来た。

クロカンの場合は、どんなに短い距離で降りても、その結果に納得出来、満足出来るのだが、
慣れていないせいか、コンペの場合そうはいかない。
上手く飛べたと思っていても、成績が悪いと落ち込むし、タコってしまっても、点差がつかないと気分は軽い。
この澱んだ気持ちを、どう解消すればいいのだろう…。
ハァ〜〜。

2月18日

 Mistic Launchは北西の風、
 BS1-BT07-BT04-BG01、73kmのRace to Goal。
 13:00Wind Openどんどん成績が悪くなり、
 当然TO順も悪くなる。

 そして、TOしたものの、
 ちょうどサーマルがゆるんだタイミングにドンピシャ。
 高い高度を飛んでいたグライダーは低くなり、
 低い高度を飛んでいたグライダーと共に、Bom Out。
 そして、オーガナイザーのカールと共にリフライト。
 15時にリフライトし1700mまでゲインするも、
 上空は、より風が強くなっている。
 このタイミングで、
 もう既に帰ってこなければいけないTaskだったのに…。

Mistyc Launch  
既に高い高度で待機するグライダーたち 1グライド

GPSの対地スピードは11km/h。
1グライドしBrightの街の近くにLD。5kmのスタートシリンダーを出る事が出来なかった。

Flight後、意味も無くなんだかさっぱりした。
とにかく明日からは楽しく飛ぼう。
そう思った。

double Nakagawa! Manillaから入った4人

2月19日
朝起きると、TOMOの左耳の調子が悪いらしい。
今日は大事をとって、医者に行く事にする。と言う事で、TOMOはコンペはお休み。

大会の方はいつもの様に一旦はMistic Launchに上がるも、ダミーが全く上がらない。
天気は良い、風も弱い、なのに上がらない。

一旦、LDに下りるようオーガナイザーから指示が出る。
勿論我々は、車で降りたのだが、勿論飛んで降りるPilotもいる。すると、FlightしたPilotはどんどん高度を稼いで行く。
この調子では、再びTOへ上がるんじゃないかと言う噂まで飛び出すほど。

しかし、もうMistic Launchは使わないと言う。Mt.Emuという山へ移動。
1時間ちょっと車に揺られ、着いた所はグライダー1機しか広げられない狭いTO。
しかし、高さは1300mと十分だ。

Elapsed Time to Goal ターンポイント無しの39.8km行ったきりのTask。
15時30分ゲートが開いた。

しかし、成績の悪い私は、TOの順番が回って来ない。辛抱強く待って、いよいよTO。
TO横、北側で難なくサーマルヒット。先に出たコレ夫と一緒にセンターリング。
そこに中川さんが入り、3機で高度を稼ぐ。2300mでグライド開始。コレ夫も中川さんも早い。

Taskブリーフィング Goalに向けてトランジット

今日は、焦らない事に決めていた。40kmと言えば日本では完全にクロカンだ。
今日は誰が何をしようと、自分のペースを守る事にする。

その後は、Manillaで140km飛んだNOVAに乗るポールと一緒に移動するも、途中で拾ったサーマルで上げ勝ち。
渋いサーマルなら、断然日本人有利。

その後は何機のグライダーに抜かれても、焦らず自分のペースを守りきれた。
というか、相当多くのグライダーに抜かれてしまったと言うことだ。

ゴールまで残り10km。高度1800m。風はサイドフォロー。
グライドパスも悪くない、しかし、ゴールがどこか分からない。
ゴールは、今日タスクブリーフィングの時に言い渡され、その場で作ったポイントだ。
GPSで確認しながら、進むしかない。しかし先行しているグライダーが、思いのほか遠くまで、グライドしている。

ここまで来てショートするのは絶対に嫌だ。そして幸いにもサーマルは豊富だ。
2200mまで上げ直し、ファイナルグライド開始。残り3kmで、5〜6機グライダーが降りている場所を確認。
どうやら、あの辺がゴールの様だ。GPSで400mシリンダーに入るのを確認し、無事ゴールメイク。
やはり嬉しいものだ。しかし高度が1700mも残っていしまった。ハハハ(誤魔化し笑い!?)。

LD間近
GoalでTeraと喜びを共に

しかし、大勢の人がゴールしているのを見ると、今日はボ−ナスタスクだったようだ。
ボーナスタスクのご相伴に預かり、コンペ初ゴールをいただきました。
Backpackersにかえってくると、TOMOがチーム全員の分のから揚げを作って待っていてくれた。
有難う。感謝感謝。

2月20日
今日は、昨日飛んだGoal付近、Gundowringの近くの高さ300m程の低い丘のようなところから飛ぶTaskが設定された。

ここは、私有地。
しかもオーナーが、あのメルギブソンだと言う。(しかし、ここ数年顔を出していないらしい。)
4WDでしか上がれない山道を約15分上り、歩いて約5分、そこがTOになる。
しかし、そこに移動する途中既に上空の風は強いらしく、雲はレンズの様を呈していた。

途中までは4DWであとは徒歩でTOまで TO付近
こんな雲では飛べません!? カレーを作ってくれたJeams

TOの風は、どんどん強くなり、2時前キャンセルが決定。
夜は、同じBackpackersに泊まるJeamsが我々に、カレーをご馳走してくれた。

2月21日
Australia Open最終日。
朝、天気はさほど悪くないが、雲底は低く動きは速い。

11時に再びHQに集合。やはり可能性は低い。
13時に無線で連絡と言う形になり、案の定無線でキャンセルが告げられた。

今まで元気だった太陽は、生き絶えたように元気が無く、
とうとう、雨が降り出した。午後はたいして何もする事は無く、Manillaへの帰り支度を整える。

学生さん達は自分達で手配し、Mt.Buffaloへ観光に行った様だ。
昼食を済ませ、早々にManillaに発つPilot達を街で見かけた。
See you in Manilla!! 挨拶を交わす。
それもいい方法だ、なにせ再び1000kmのロングドライブが待っているのだ。

成績を出す事が出来なかった私としては、表彰式をキャンセルし、
今日中に少しでもManillaまでの距離を稼ぎ、体への負担を減らしたい所だった…。
なんだか、最近団体行動が苦痛に思えるときがある。
年をとったせいかなぁ…。

公式結果はこちら


2月22日
8時30分にBackpackersにレンタカーを届けてもらう。
総勢8人分の荷物とグライダーを積み、一路Manillaへ向け出発。

Taro、私、Tera、とドライバーをリレーし、無事Manilla到着。
1000kmを給油意外はほとんど休み無しで走りつづけ、12時間弱で到着。
皆さん、お疲れ様でした。

2月23日
朝方、ポツポツと雨の降る音で、目が覚めた。
今日から、Womens Competitionだ。我々のツアーからは、AkiとTOMOが出場する。

9時にブリーフィング開始。今日はTaskが組めないのを承知なのか、午前中を過ぎても、ブリーフィングは終わらなかった。
天候は急激に回復したものの、異常に蒸し暑い。

Womens Competitionブリーフィング

風はさほど強くなかっせいか、Womens Competitionは、3時過ぎまで引っ張った挙句に、キャンセルされた。

その後、我々の回収Teamは回収車にグライダーをフルに積み、Mt.Borahに登れるかのチェックを兼ね、一度山へ上がる。
意外にも飛べそうな風なので、とりあえずリッジフライト。
風のパワーが落ちたのを見計らいTOP LD。

帰りにBig Fishに行き皆で夕食。
キャラバンパークにたどり着き、シャワーを浴びると、シンシンと雨が降り出した。

2月24日
今日も朝、雨がポツポツとキャラバンの天井を叩く音で目が覚めた。
しかし、昨日と違い一向に雨が止む気配は無い。

一時止んだかと思った雨は、再び降り出し、夜には断続的になった。
雨のManillaは、フライヤーでなくても、キツイなぁ・・・。

2月25日
午前中は強くないながらも、雨が降ったり止んだり。
勿論今日もWomens Competitionはキャンセル。

午後遅くにやっと、日差しが射し始め、乾いた風が吹き始めた。
Net Cafeに行き、時間を潰す。
夜は、上空に風があるせいか、ものすごく星が綺麗だった。明日は飛べるのであろうか??

2月26日
やっと天気も良くなってきたが、少々朝のうちから風が強い。
Womens Competitionは、ブリーフィングの後、クロカンセミナーが行われた。

13時半49kmのTaskが発表され、Womens Competitionのゲートがオープンされた。
選手の数が多くないせいか、TOは全く混乱が無い。

Mt.Borahでのブリーフィング

Mt.Borah East TO

Akiは早めのTO。 
そして早めにスタートを切った。 
その後、慌てずTOMOも強風の中TO。 
サーマルを拾っては流され、 
前に出すと言う作業を繰り返し、 
タイミングを見計らう、 
しかしこの作業の繰り返しで、 
我慢比べをしているようだった。 
慎吾先生、Taro、ムッシュ、Kidoちゃんは、 
タイミング良く雲底に付けスタート。 
少々遅れて、TOMOも雲底からスタートを切る。 
1本飛んで、TOに戻ってきた 
Yasuko、Tera、Tonoと私はTOの風速が増し、 
その後結局飛ばず終い。 
今日のベストはTaroの106km。 
自己新記録おめでとう。 
Womens Competitionの方は 
TOMOが25kmを飛んで、8位。 
Akiは6kmで12位。 


      TO前に出来るガーグル
   
 …夜、寝ようと思い、
 電気を消すとなんだか、
 壁や天井でカサカサ音がする。

 どうにも気になって、
 ライトを持ち恐る恐る外に出ると、
 何とキャラバンの天井にポッサムが居た。
 彼の顔は、
 「何か用??」という顔をしていた?

何か用?と言わんばかりのポッサム

 

2月27日
朝6時過ぎ、寒くてまが覚めた。今日も快晴。
Mt.Borahに上がると、昨日と同じような南西の強めの風が入っている。

Mt.Borah West TO

今日はそそくさと用意をしTO。
少々ラフなコンディションのなか、少しずつ高度を稼ぐ。1400m前後が出頭打ち。
そのうち、TOMOからWomens Competitionがキャンセルされたとの連絡が入った。

逆転層が壊れなかったのか?風が強すぎるのか?やはりこのコンディションではTaskは組めない。
西に降ろすのは、回収が面倒だし、Top LDするには風が強すぎる!?
ならばと思い、1300mの高度から東側のゴドフリーの家の前、メインLDに降ろす事にした。

やはり、リーサイド側は少々荒れていた。
今日は誰もクロカンに行かず。昼過ぎいよいよタグちゃん合流。
夜は、Womens Competitionの表彰式と、Manilla OpenのCheck In。
Womens CompetitionはWanakaから一緒のシャローンが優勝。


Manilla Open 2004
ー 参戦Report ー

2月28日
いよいよ、私にとって最後の大会が開始された。
いつもの様にタスクコミッティとセイフティーコミッティの選出、諸注意を受け、Mt.Borahに上がる。
天候は晴れ、はるか彼方に雲が少し湧いているものの、状況はほぼ完全なブルーサーマル。

HQでのブリーフィング Taskブリーフィング

Bingaraまで89.8km。Elapced Time to Goal ターンポイント無しのクロカンTaskが発表され、14時15分ゲートが開いた。
早めのTOを心がける。

TO後は苦労しながら、何とかゲインするものの1900mが頭打ち。
一旦2kmのスタートシリンダーを出てしまったため、スタートを切りなおす。
(結果的にこの作業は無駄になってしまったけれど…。)

三々五々PilotたちはMt.Borahへ集まってきます ゲートオープン

ブールーサーマルはやはり難しい、けれど自分以外の百数十機は全てダーミーだ。
焦ることは無い、早めに出ておけば、サーマルに上げ遅れたとしても、次の集団を待てばよい。
とにかく高度を落とさないように心がけ、少々遅れても、マイペースでコマを進める。

…17時30分を過ぎる頃、とうとうサーマルが売り切れたようだ。高度が保てない。
しかし、騙し騙しフォローの風に乗り距離を稼ぐ。
この辺りからは、捨てるサーマルと、使えるサーマルの選択を誤ると、最後にグライド出来る距離が異なってくる。
足の下はR95。回収は問題ない。後はひたすら距離を伸ばすだけだ。

同高度にブランドン!? 本日最後のグライド

77.4km地点でLD。ゴールまで後12kmだったけれど、時間切れといった感じの終わりだった。
正直、時計が6時を示したのを確認した時、少々気が抜けてしまった。
ゴールクローズは6時30分、どんなにサーマルの状況が良くても、もうゴールには届かない…。
もっとスピードを上げてフライトしなければ、ゴールする事は出来ない。
しかし、スピードを重視すると、たいてい途中でタコってしまう。やはり、コンペ慣れしていないのが如実だ。
どのメンバーもさほど問題なく回収が完了し、HQにてレポートバック。
本日終了。

2月29日今年は閏年
朝起きると、空はオーバーキャストぎみ。
9時半にHQに行き昨日のPrizeの発表。

何とここで、昨日頑張ったTeraがIntermediateでトップ。頑張った甲斐があった!。

そして、ブリーフィングが終わろうとした時、ハプニングが起きた。
何とゴドフリーが投げたRed Bullの缶がTOMOのオデコにヒット。
TOMOはPilotは140人も居るのに、なぜ私がこんな痛い思いをしなければならないのかと、相当落ち込んでいた。

天候は徐徐に回復してきた。
12時に再びHQ集合と告げられ一度解散。その後は1時、2時と延長され、2時15分とうとうキャンセルが告げられた。
気温減率が良かったので、ショートタスクをもにらんだのだが、風が強く開催には到らなかった。

ZimbabweのPilot達と

 

   


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