Australia Life in Killarney |
- Febrary 2007 - |
2月1日
今日は朝から、厚い鉛色の雲が低く垂れ込めている。
風もそこそこ吹いており、どう考えてもTaskを組むのは難しそう。
Killarneyの街の中心地にあるコーヒーショップ前に待機させられたものの、
11時キャンセルが告げられた。
という事で、ブリスベーンに行くか、ゴールドコーストに行くか、
それとも…。と迷った挙句、Toowoombaへ遊びに行く事に。といってもノープラン。
街は、Garden Cityと呼ばれているらしく、緑が多くなかなか美しい街だった。
とりあえずInformationへ行ってみるものの、たいしたアクティビティは無く、
まず昼飯を食べに行く事に。途中で見つけたアジアンレストランに決定。
味は、可も無く不可も無くって感じ。量だけは多かった。
Toowoombaの街 | アジアンレストラン |
その後、早野さんが見つけたCart場へ行き、
皆で、大レース大会。
カート場 | 帰りはなぜかセブンイレブンによってみる |
最初は、何でここまで来て、カートなんだろうと思いながら、乗り込んでみたのだが、
意外と、みんなマジになっていて、その姿が面白かった。
夕飯はWarwickの映画館脇のレストランで、済ます事に。
2月2日
10時30分Eagle Launch集合。風が強く、Taskブリーフィングは何度と無く延期され、
14:00頃キャンセルが宣告された。
14時現在ウィンドウォッチャーはガストで51.8km/h。
風はビュービュー |
昨年のこの大会は、結構飛べたみたいだったが、今回は全く飛べない。
う〜んどうなってんだろう。ストレスが、たーまーるーぅー!
Killarneyの夕景 |
明日は、最終日100km飛びたい!?
2月3日
It's a beautiful
day ! 昨日の夕焼けは嘘をつかない。
しかし天気は良いのだが、雲の動きは少々早そう!?
昨日と同じくEagle Launchに集合。昨日より若干風が弱いが、
私のTOできる限界に近い風速。
ふんどしならぬ靴紐を締めなおすも、気合は空回り |
北西に走る76.5Km、Race
to GoalのTaskが発表され、
11:20Launchが開けられた。
ガスティーなTOを我先に出て行くのは、やはりPWCクラスのPilotたち、
その後は、LaunchOrderに戻りつつあったが、LaunchCloseの時間帯が多く、
私の順番37番が来る前に、キャンセルが告げられた。
う〜んこれから、まだまだと思っていたのに、
なんだか、消化不良のまま大会終了。
ウィンドテクニシャンを勤める 千葉ちゃん |
数々のプライズ |
しかし、今回の大会は、ローカルPilotから、National
PilotにPWC Pilotまでいろいろな技術レベルの人が出場しており、
皆自分のレベルをよく知っている。上手いPilotにつられて、そうでないPilotがTOしてしまう事も有るのだろうと、
思っていたのですが、決してそのような事は無かったみたい。
また、PWC Pilotたちにすれば、どうしてこのくらいの風で、キャンセルにしてしまうのかと、
ストレスを感じたPilotも居たに違いない。
まぁ、それぞれの思いと共に、これでKillarney
Classic 2007は終了です。
私個人の感想としては、体調管理不足で、
前半戦は少々、厳しい戦いになってしまった。
1月29日のFlightでは鼻がつまり、口で呼吸をせざるを得ず、サーマルソアリング中は喉がカラカラ。
グライド開始と同時に、無線を入れ水分補給の繰り返し。
こんな辛いFlightは初めてで、なかなかいい経験になった。
スイスで、知り合って以来の知り合いジェームスに、最終日が終わり、
Killarneyは風が強いねって言ったら、今年はね。という答えが返ってきた。
そう、去年は1日を除いて、ほとんどフライト出来ていたらしい。
ここにいる大半のPilotは、この後Blight、Manillaと移動する。
こうなると、私も一緒に移動して行きたいなぁ…。
今回の参加者、左上からシマケンさん、早野さん、Jin、キドちゃん 左下から、千葉ちゃん、私、みどりちゃん |
公式結果
↓
2月4日
大会が終わり、KillarneyにいるPilotの数は格段に、減ってしまった。
Brightに向かう人、Manillaに向かう人、そしてお家に帰る人。
JinとみどりちゃんはBright321に参加する為、グランツと、寝ずの1600km強行軍の為、
昨晩表彰式終了後、車で移動してしまった。
残った、早野さん、シマケン、キドちゃん、千葉ちゃん、Adieで、Launchに上がるものの、
強い風は相変わらず。そこにスイスチームが合流。
ビュービューの風の中TOしていったのは、クリスチャンマウラーのみ。
今日のクリスチャンマウラー情報! |
大会中は少々近づきにくい感のある彼も、 大会が終わってしまえば、雰囲気ががらっと変わってしまい、 フレンドリーな感じになった。 しかしフライトは、やはり切れている。 一旦トップランすべく、失速ギリギリまで、ブレークを引き |
今日も我々の飛べる風ではなかった。
山から降りてくる途中Wildコアラを発見 |
夜は、早野さんとシマケンさんがお別れなので、Warwickで中華。
2月5日
当然昨日よりKillarneyにいるPilotが少なくなり、非常に寂しい。
しかし、オーストリアからツアー客が来たりしており、今日は彼らとTOへ上がる。
こちらは、千葉ちゃん、きどちゃん、Adieの4人、
車の回収等いろいろ考えると、誰かが飛べなくなるので、
深くは考えないようにしようと言っていたら、なんと、オーストリアのツアーの人が車を下ろしてくれるという。
ラッキーこれで、思い存分飛べる。
Killarney上空 | Omega7 |
Photo by キドちゃん | |
Omega7 左下の煙は山火事 | LDし回収車を待つ |
Photo by キドちゃん |
という事で今日は、ミニクロカン。
行ける所まで、行ってやろうと思ったけれど、状況はブルー。
なかなか、難しい状況の中、飛べたのは約30km。
ミニクロカン |
千葉ちゃんが、KillarneyにLDし、回収車を出してくれ、我々3人を無事回収。
Warwickまで出て、昼ご飯を食べ、
いよいよ、海沿いのエリアへ向け出発!。
5時間ちょいのドライブをし、サンシャインコーストで一泊。
明日は海沿いのリッジを飛ぶ予定!?
2月6日
とりあえず、サンシャインコーストのAcommodationで目覚めた我々は、リーゾート気分で、
ビーチサイドへ繰り出す。
朝飯はCafeを見つけて、カプチーノ&パニーニ
リゾートっぽい宿泊施設 | Cafeで朝食 | リラックス、リラックス |
サンシャインコーストの海はあまりにも美しく、
この世のものとは思えない!?
ゴミ一つ落ちてないビーチ。粒子の細かいビーチの砂。
足元の海水は、何処までも透明で、遠いところにある海は、何処までも蒼い。
ゴミ一つ落ちてないビーチ | たまらず泳ぎだすキドちゃん | 海は何処までも透明で… |
その後は、少々離れたところにある、レインボービーチへ。
ここは数十キロに及ぶリッジソアリングができる海岸。
しかし、ローカルPilotに連絡を取ってみると、風の向きが悪いので、
バージンフライトの人は飛ばないようにとの事。
渋々諦め、TOの見学へ。
右の崖でリッジが取れるらしい | TOを歩く千葉ちゃん |
この後、ブリスベーンまで、ドライブし、夜は空港の側のモーテルに一泊。
美しく青い空。 発達しすぎる積乱雲。 容赦なく、叩きつける雨。 サーマルは強く、 空高く生い茂る木々。 全く汚れていない自然に圧倒され、 自分だけではどうにもならない事に そんな、大自然に抱かれると、 |
2月7日
ホテルを朝6時に出発。
8:20am定刻通りKorean Airにて、オーストラリアを出発。
仁川でトランジットし、8:40pm
無事成田到着。
大会は、風が強い日が多く、
思うように飛べませんでした。
しかし、当然Paraguliderは自然相手のスポーツ。
この辺は仕方ないことですね。
初めて行ったKillarneyは、サーマルがラフで、
非常に難しかったです。何度グライダーが潰れた事でしょう…。
でも、Omega7の性能の良さもよく分ったし、
回復安全性も実感できました。
ほんの少しでしたが、世界チャンピオンとも話ができたし、
いろいろと貴重な体験も出来ました。
また、再び刺激的な旅が出来ますように!…。
帰国して1週間が経ち、体が少々だるいまま…。
今回のKillarneyは、本当に消化不良の欲求不満でした。
そして、最近いろんなところにあったKillarney情報を、
ここにそれぞれのKillarneyと題して、まとめてみました…。
読み比べてみると、結構面白い!…かも。
それぞれのKillarney |
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キドちゃんの独り言 | キドちゃんのBlog |
2007 Killarney PG Classic | 早野さん&シマケンさんの参戦記 |
その他、mixiにも参戦記が出ています。探してみましょう。
思い起こすと、なんだか全く満足いかない。
どうにかして、リベンジしなきゃね!?。
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