8月3日晴れ

今日も、9時にChill Out Baseに集合。
ブリーフィング開始。今日の課題はグライドテクニック。
とにかく効率よくグライダーを飛ばすには、ブレークを当てない事。
少々のピッチングは、無視して良いようだ。
今まではグライダーを常に頭の上に置いておく為、
少しでもピッチ修正をしていたのだが、ブレークを当てれば当てるほど、
グライドの効率は落ちるそうだ。

これは、1日目に教わったのだが、滑空効率を上げるには、フルグライド。
沈下を押さえるには、少しブレークを当てるのが良いとのこと。
そしてKariは、勿論大きなコラップスが起きる場合いは、
ブレークを使い時前に必ず修正なければいけないよ、と笑っていた。

ゴンドラの駅でチーズをつまみ食い TOKYOまで9678km

Planplatten(2240m)

今日のエリアは、Interlakenから車で約30分。
ブリエンツ湖の東の谷のどんつきにある、Planplatten(2240m)。
スキーリゾートであるこのエリアは、ゴンドラを3つ乗り継ぎ
TOPまで上がってゆく。
ゴンドラの中でカリーと2人になり、現在スイスナショナルズが、
フィーシュで開催されており、昨日はスティーブコックスが、
ΩプロトでTOPだったと言っていた。このプロトはアーチをきつくしたもので、
すごく調子がいいみたい…。

Planplatten TO

行きま〜す!!

下から雲が湧いてきます

TOでは、途中で買ったサンドウィッチを食べながら、ブリーフィング。
サーマルポイントを丁寧に教えてくれる。
勿論オフィシャルランディングはあるのだが、何処におろしてもいいとの事。

しかし、こちらの牧草地は、日本の田圃みたいなもので、
降ろすとかなりかなり不味いらしい。

TOにて、コンディションが良くなるのを待つ…

勿論回収の事を考え、道路の近くに降ろすのは鉄則。
また谷の中に川が流れており、その川を渡る橋も少ない。
反対側に降ろすと、果てしなく歩く事になる。

問題は、途中でチューリッヒに続く大きな谷があり、
そこを渡らなければいけない。
バレーウィンドが強ければ、そこを渡るのが、一番の問題だ。

いよいよ谷渡り開始 軍の空港の脇をグライド中

TO後、難なく説明を受けていたポイントで、サーマルヒット。
尾根伝いに高度を上げてゆく。
低い尾根では雲底も低く、尾根が高くなるとともに、雲底も上がっている。
雲底は、2400〜2600m、到達とともに移動開始。

尾根上を飛んでいるときは、高度ロスも少ない。
尾根が切れる所で少々上げなおし、2100mで問題の谷渡り開始。
だめなら、フォロー側へ流しLDする事を覚悟する。

しかし、渡りはじめると意外と穏やか。グライダーもまっすぐ飛ぶではないか。
それどころか、ナチュッラルシンクレートのまま、どんどん距離が稼げる。
エーイ行ける所まで行ってしまえ!と言う事で、
ブリエンツ湖のほとりまで、15〜16kmのミニクロカン完了。

これ以上先には進めません 本当にブリエンツ湖のほとりにLD ビールを飲みながら回収を待つ

降りたら、ロックフェスティバルなる物が開催されており、
回収車がくるまで、ビールを2杯。あー幸せ!
今日のフライト終了。

 

   


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