2004年10月7日 木曜日
今日は、朝から良い天気。
朝飛びをしたShingo-senseiは、800m程上がったという。
期待を胸にTOに上がる。天気が良いと本当に気持ちが良いものだ。
しかし、状況は、いまいち良くならない!?。
ポツポツとTOするグライダーは、ほんのちょっとTop
Outするのがやっとで、滞空時間を伸ばす事も出来ない。
11時50分。重い腰を上げTOする。
サーマルの形はいびつで、なかなか捕まえにくい。
粘り強くソアリングしていると、なんとかサーマルの形もはっきりしてきた。
ファーストサーマルのTopは1050m。
私には、この状況でソアリングするのも難しかったが、このような良好なサーマルコンディションノの中を、
新しい私の翼、Advance OMEGA 6に乗るのは、始めてで、やはり少々難しく、OMEGA
5とは何もかも違う。
操作性能が向上しているため、OMEGA 5と同じ操作をすると、どうしても、オーバーコントロールになってしまう。
旋回中も、OMEGA 5と同じ様に外翼側のブレークを当てると、翼の安定が保てない。
…と言うか、もっとスピードを上げて旋回させてやった方が、翼が安定するような気がする。
外翼側のブレークを当てるのも、感覚的には、半分ぐらいで十分。その方が翼効率も良いみたい。
内側のブレークも、旋回のきっかけを作ってやれば、その後はすぐに、少し戻した方が、
イメージどうりの旋回が出来る。でないとどんどん内側に切れ込んでいく感じ。
コンディションがそうさせたのかも知れないけれど、トリムスピードも上がっているせいか、
サーマルを感じて、旋回を開始するまでのタイミングは、今までより少々早めの方が、調子が良い。
グライダーが機敏に動くと言う事は、入ってくる情報が、格段に多くなったと言う事。
大気の状況が、グライダーを伝わって感じれるようにならなければいけないなぁ…。
TeraのOMEGA
6
コンペラインとスピードを比べたのだが、
ストレスを感じるほどの、違いはなかった。
これが、アクセレーターシステムを使うと、結構違いが出てくるのだろう…。
約1時間20分Flightを続け、TO前で上げ直し、Hassyとともに、筑波方面に向かおうとしたのでけれど、
Geneceの長島さんと、ラムエッティの中川さんから、
クロカンに行くと言う無線が入った。
ならば、ついて行かない手は無いだろうと思い、Uターンしてグライダーを北に向けた。
足尾山1200mスタート!!。
足尾から燕の間の雲は、結構な勢いで発達しており、雲底は約1200〜1300m。
長島さんは雲のヘリで遊んでいる。
セールプレーンが結構傍を飛んでおり、少々緊張した。
この間、私は雲の吸い上げを食らわないように高度を押さえ気味に、900m〜1100ｍで北へ移動。
足尾山から燕を抜けしばらく1グライド。それでも、あまり高度が落ちない。
国道50号上空辺りは、高層に雲はあるものの、先ほどのような、雲の発達は無い。
まるで、一瞬ブルーホールに突っ込んでしまったような、絶望感を感じる。
待て待て、冷静になるとリフトは確かに有る。
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