ASHIO XC CHALLENGE 2007 DAY2
2007年04月01日(日曜日)

朝起きると晴れ!昨晩程の風は吹いていないものの、
ショップ前は少々強めの北西風。

しかし、ランチオーダー49番までのPilotは7:30amより、
それ以降のPilotは8:00amよりcheck inが開始され、
その後TOに上がる。

昨晩通過した前線は、素早く日本から離れているようで、
コンディションは急激に回復傾向にある。

局地予報によると、筑波山の南に、南風、西風、東風の
コンバージェンスが発生し、上手くいけば昨年のように、
西方面へのクロカンが可能になるとの事。
午後からは雲がはり、オーバーキャストしてしまう予報。
早すぎても駄目、遅すぎても駄目って感じでしょうか!?

今日もゲートが開けられ、混乱も無く順番にTOして行く。
南TOで、グライダー、GPS、その他のセットアップをゆっくり済ませ、
状況を見守る。

筑波山方向の雲は、思った以上に西風が強そう。
しかし、和田選手と思しきグライダーが、
高い高度で、筑波山にアプローチする。
先発隊は、予報を活用すべく、筑波山方面に行くパターンが多いみたい。

ほとんど大会の選手がTOに居なくなる11:40過ぎ、いよいよTO。
TO前を慎重に探る事約10分、やっとブローをつかみ、約1200mまでゲイン。
すかさず、足尾山へ移動。
ここは完全に西風、あまり上がらず1290mで足尾山を離脱。
1200m前後で丸山へ移動、ここの風は北風、回せば回すほど、
南に戻ってゆく。しかし負けずに北上を続ける。
日照をさえぎる雲が南から押し寄せてくるからだ。

ひとライン東を飛んでいる大山さんのグライドは、
非常に沈下が少なく、調子良さそう。

こちらは、燕と加波山の間でサーマルゲット、ここが今回フライトの最高到達点1650m。
しかしここも北西風。北成分に負けず北上を続けると、東風に変わった。
50号岩瀬上空で、ソアリング。
この周辺に居る約15機のグライダーで、風を探る。
途中で、西に走り出したグライダーは、今一芳しくない様子。
南東風に流れるサーマルに乗り、ガーグルのトップ1510mに位置した。

西が駄目なら、できるだけ風の影響を受けなさそうな富谷山西側のコースを選択することに。
北西に伸びる谷の中を飛べば、影響が少ないはず。
少しでも南成分があれば、背中を押してくれるかもしれないし。

雲はどんどん押し寄せてくるし、
きっとこれが最後のグライド、
グライダーとポッドハーネスが生む性能に任せ、ひたすらグライド。
案の定場所によっては57km/hの対地スピードを確保。
良いぞ、良いぞ。しかし、北上すればするほど、対地スピードは落ちてくる。
とうとう20km/h台に落ち、どんどんLDを手前に想定しなければならない。

真岡鉄道、246号を越え、まだ耕されていない田んぼにLD。
風は北風、方向を変えないままのLDでした。
TOより22.8km、約1時間50分のフライト。

グライダーをたたみ、国道にでると、そこには蕎麦屋さん、
回収まで時間がる様なので、ここで昼食。
すると、2連結のSLが通過。
そんなこんなで、時間をもてあます事無く回収されました。

風の方向がいろいろだったせいで、
Pilot達は四方八方に八郷盆地を飛び出していったみたい。
さぞかし、回収は大変だったでしょう。
Staffの皆さんお疲れ様でした。

しかし、幸いにも、四方八方に八郷盆地を飛び出していったものの、
距離が伸びなかった為、比較的回収も順調で、
6:30pmに閉会・表彰式が行われた。

そしてなんと今年も2位でした。

左から5位伊藤さん、3位込山さん、
優勝桑原さん、2位私、4位中里さん、
6位佐藤さん Photo by Mika-chan
GAINさんからの協賛品
SKYLINEのSKYLINE MICRO SHELL GLOVE CUSHY
賞状・賞金を頂きました。

最後になりましたが、
万全な回収体制ありがとうございました。
Staffの皆さん本当に大変だった事でしょう。そしてお疲れ様でした。
また来年も楽しみにしています。

遠くから参加の皆さんもお疲れ様でした。
また来年足尾で会いましょう!



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