2008年3月17日 月曜日
今日は朝早くの時間帯のみ仕事をし、エリアに向う。
先週花粉対策に失敗し、エリアで、ダウンしてしまったので、
今回は、仕事中から薬を飲み、マスクをし、花粉に対する過剰反応を押さえ込む。
エリアに着いたのはお昼前、月曜恒例Y岸母ちゃんのゴージャスランチ。
サンドウィッチとデザートのティラミスまで、頂いてしまった。ごちそうさまでした。
空は、一面の雲、オーバーキャスト気味。
それを見越してか、待ち合わせをしていたTake@TeamGはDNFを決め込み、
走るのなら回収してくれるという。
確かに明らかにクロカン向きのコンディションには見えない。
Kako-chan@TeamGはエリアに来たものの仕事が入り、おうちへリターン。
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フライトした感覚ではもっと南東よりの風だった気がする!? |
次のバスで、O山さん@TeamGたちとTOに上がる。
ちょっと南がかった風を嫌い、メインTOへ歩いて行く。
学生選手権が開催されていたけれど、時間的にもさほど混乱した様子はない。
消耗した体力を回復させる為、少々休憩を入れ、
13時過ぎ、O山さんの後を追ってTO。
空は相変わらずオーバーキャスト気味だけれど、
気温減率が良いせいか、マイルドな上昇風がそこここに出ていて、いくらでも浮いていられる。
沖でサーマルを引っ掛け、2〜3つ乗り継ぎ、尾根線上につける。
この作業を何度か繰り返し、サーマルトップを探る。
そのうちにO山さんが北へ離脱したものの、状況は余り良くなく、一度戻ってきた。
クロカンの猛者も何機か確認したのだけれど、
アエロカラーのBoomerang5 08が筑波山方向に向かい、それに吊られるように、
南へ向ってしまった。足尾山頂上空1260m。
尾根線上空は南東風。クロカンコンディションでない事は明らかだ。
でも何とかアウトサイド料を払わない程度に、エリアを離脱したい。
R50まで行って、回収してもらおう。そう腹を決め、尾根上をグライド開始。
そう腹を決めると、いつものいくつかのサーマルポイントにも見放され、高度はロスするばかり。
しかし、パラグライダーは長い距離をグライドする事が醍醐味だったりするわけで、
尾根が低くなっていくのと平行にグライダーが低くなっていくのも、
今日はそれほど嫌ではなかった。
なぜなら、今日のゴールはR50なのだから…。
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高峯より燕を望む |
雨引き観音北側のガレ場で勝負をかける。
いや、そのままグライドを続ければ、無事ゴールできそうなのだけれど、
ここまで来ると、あれほど厚い雲に隠れていた太陽が顔を出し、
綺麗に太陽光に照らされているガレ場を見ていると、そんな気分になった。
次の瞬間、ラインのテンションが増し、センタリング開始、
しかし、グライダーの挙動は思いのほか大きく、体重を思うようにシフトする事が出来ない。
と思った瞬間翼端が潰れる。すぐに回復させ、
我慢さえすれば、サーマルが安定してくるかと思い、2周目のセンタリング。
コア位置の予測をたてなおし、もう少し奥でターン開始。
と次の瞬間急激なピッチアップ。おつりを貰わないようにブレークを当てようと思った瞬間、
ラインテンションが無くなり、フロントコラップス。回復させ、慌てて対地高度確認。
緊パラ開くか、微妙な感じ…。
リーサイド側から上がるサーマルをイメージしていたのだけれど、
単にローターの巣だったみたい。コレだから、素人は嫌だよ〜。
北東側のR50に近い方が回収が楽か?
もうこの時間帯なら尾根西側のほうが、受熱率が良さそう?
なんて考えながら、もう少々北上しているとグライダーが小さくシューティング。
サーマルに入る直前のサーマルに吸われるあの感覚。
次の瞬間、ピッチアップ。オッ!良い感じのサーマル!
コレにつかまり、高度を稼ぐ。
高度1400m雲底手前で、急に視界が悪くなる。雲中かと思ったら、
今日はマスクにサングラスをして、フライトしている、
急に気温が下がった為に自分の息でサングラスが曇ったみたい。ちょっと、ビックリした。
1470mほぼ雲低まで行き、トランジット開始。
富谷山を通り北西へ向う。真岡の街が見えてくる。イメージより大きな街。
リフトがかった雲はグライドする割りに高度ロスは少ない。
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真岡上空
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このまま行くと宇都宮ど真ん中に向って風が吹いている。まずい!
GPSには自衛隊のウェイポイントが入っていないので、
仕方なく、GPSmap76のデフォルトにはいっている「Utsunomiya」にGotoを設定し、
余裕を見て10kmを切らないように北上を試みる。
しかし、グライド効率は悪いし、西側は管制区域、北は工業団地に阻まれ、
コンディションはまだまだ、フライト出来そうだったけれど、そろそろ年貢の納め時、
交通量の多い道路の近くに下ろし、フライト終了。
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左上黄色いシリンダーは宇都宮駐屯地によるフライト禁止区域 |
約束どおりTake@TeamGが迎えに来てくれました。
どうも有難うございました。
夜は仲良く二人で風呂飯。
風呂や飯を食べながら、Take@TeamGと先週(3月13日)のフライトの話をしたのですが、
感心したのは、フライト中の集中力。
他のグライダーの行方や、時には自分の後ろのグライダーまで把握している事に、
少々驚かされた。
そう言えば、Kariからももっとよく見ろ!ってよく言われたなぁ…。
集中力ないし、視力の悪い私は、それだけで不利な気がする!?
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